書物・雑誌 25 11月 2020 甲斐性の無い男の嫉妬 松本清張『喪失』 ★松本清張短編小説シリーズ ・題名 『喪失』 ・双葉社 双葉文庫 ・発行 1995年5月 【「顔」内】 ・発表 1957年3月 新潮 登場人物 ◆田代二郎 28才の妻子持ちの男性。運送会社の経理に勤める。 田代は家庭をもつ傍ら、… 続きを読む
歴史 19 11月 2020 本能寺の変を境に、没落した男 『滝川一益』 ★今回は戦国最大の事件「本能寺の変」を機に、没落した男を紹介したい。 本能寺の変は、今迄の戦国史を一変させる出来事だった。 あるものは危機をチャンスに変え、或る者は運命に翻弄され、没落の道を辿った。 今回紹介する「滝川一益」は、信長軍団の重臣でありながら、没落した男の一人。  … 続きを読む
書物・雑誌 13 11月 2020 さり気ない一言が、犯人の心を揺さぶった 松本清張『反射』 ★松本清張短編小説シリーズ ・題名 『反射』 ・双葉社 双葉文庫 ・発行 1995年5月 【「顔」内】 ・発表 角川文庫 1956年8月 登場人物 ◆霜井正雄 梲の上がらない、しがないサラリーマン。雨宮スミ子とは、… 続きを読む
歴史 7 11月 2020 「上杉家」に生涯を捧げた男 『直江兼続』 もう10年以上前になるであろうか。NHK大河ドラマで愛に生きた武将として、『直江兼続』が主人公となっていた作品を拝見した。 今回は「愛」と云う文字を自らの兜にとりつけ、主君を盛り立て生きた男、直江兼続を紹介したい。 経歴 ・名前 樋口与六、樋口與六(幼名)、樋口兼続、直江兼続、直… 続きを読む
書物・雑誌 1 11月 2020 無意識だが、心の中の投影 松本清張『内なる線影』 ★松本清張短編小説シリーズ ・題名 『内なる線影』 ・新潮社 新潮文庫 ・昭和 昭和51年 5月 発行 【「巨人の磯」内】 ・発表 小説新潮(1971年 9月号) 登場人物 ◆枝村 東京の付属大学病院精神科医局に… 続きを読む
歴史 27 10月 2020 石田三成の足りない「武」を補った武将 『島清興:左近』 今回は関ヶ原の合戦で実質上のリーダーだった、石田三成の右腕だった島清興(通称:左近)を取り上げたい。 以前石田三成を紹介した際、触れた事があると思うが改めてスポットを当ててみたい。 石田三成は西軍の実質的な指導者だったが、武将ではない。官僚と云えば的確かもしれない。 その三成の不足した… 続きを読む
時事問題 22 10月 2020 「GoToトラベル」政策 果たして一体、誰の為 久々に時事ネタを取り挙げたい。以前も話しましたが、時事ネタはあまりブログの閲覧数が伸びません。 理由として考えられるのは、ネタに興味があればおそらく、更に詳しい報道記事を見る為。 あまり伸びないが、自分自身の現在の心境を話したいが為、敢えて取りあげました。 今回取り上げるテーマはタイト… 続きを読む
書物・雑誌 17 10月 2020 各々、異なる証言。果たして真相は 芥川龍之介『藪の中』 以前、映画『羅生門』を紹介した際、題名は羅生門だが、内容は同じ芥川の小説『藪の中』だと述べた。 そのブログが何故か有難い事に、閲覧数の上位にランキングされているのが何か不思議な気がする。 今回は映画の内容を改にする為、小説『藪の中』を紹介したい。 ★芥川龍之介短編小説シリーズ &nbs… 続きを読む
歴史 12 10月 2020 戦国時代、関東で北条家の最盛期を演出した武将『北条氏康』 今回は戦国時代に関東で覇を競った、北条氏康を取り挙げたい。 北条氏康と云えば、後北条家の祖「早雲」から始まり、北条家3代目の当主にあたる。 後北条家は氏康を含め5代目まで続くが、5代続く為の最盛期を演出したのが氏康と云っても過言でない。 では、氏康の生き様を眺めてみよう。 経歴 ・名前… 続きを読む
書物・雑誌 7 10月 2020 分相応な妻を貰うのが、幸せかもしれない 松本清張『礼遇の資格』 ★松本清張 短編小説シリーズ ・題名 『礼遇の資格』 ・新潮社 新潮文庫 ・昭和 昭和51年 5月 発行 【「巨人の磯」内】 ・発表 小説新潮(1972年 2月号) 登場人物 ◆原島栄四郎 大学卒業後、市中の一流銀行に勤める。バ… 続きを読む
歴史 2 10月 2020 『三河物語』で有名な『大久保忠教:彦左衛門』 今回は、一風変わった武将を紹介したい。 武将というよりも主君に対し、歯に衣を着せぬ意見を吐き、「天下のご意見番」と云われた人物と云えば、分かり易いかもしれない。 経歴 ・名前 大久保忠教、彦左衛門(通称)、平助(幼名) ・生誕 1560(永禄3)年(生)~1639(寛永16… 続きを読む
書物・雑誌 27 9月 2020 未必の故意、それとも 松本清張『なぜ「星図」は開いていたか』 ★松本清張短編小説シリーズ ・題名 『なぜ「星図」が開いていたか』 ・双葉社 双葉文庫 ・発行 1995年5月 発行 【「顔」内】 登場人物 ◆藤井都久雄 都内の私立高校(東都中央学園)に勤める38才の教師。勤め先の学園の理事長… 続きを読む
歴史 22 9月 2020 凡庸だが、日本史に永遠に名を刻んだ男『小早川秀秋』 今回は凡庸だったが、何故か歴史に名を残した人物を紹介したい。 その名は『小早川秀秋』。 歴史好きな人間であれば、「あの人ね」と云われる人物であろうか。 経歴 ・名前 小早川秀秋、通称:金吾中納言、筑前中納言 ・生誕 1582(天文10)年(生)~1602(慶長7)年(没) … 続きを読む
書物・雑誌 17 9月 2020 冒険心が恐怖心に変わった瞬間 芥川龍之介『トロッコ』 ★芥川龍之介短編小説シリーズ ・題名 『トロッコ』 ・新潮社 新潮文庫 『蜘蛛の糸・杜子春』内 ・発行 昭和43年11月 ・発表 大正11年 3月 『大観』 登場人物 ◆良平 小田原熱海間の近くに住む、8才の少年。良平の住む村の近く… 続きを読む
歴史 12 9月 2020 信長の死後、出世競争に負けた男 『佐々成政』 今回は信長が生存時、羽柴秀吉・前田利家とほぼ同格だった。 しかし信長の死後、二人の後塵を拝するようになり、やがて没落した人物を紹介したい。 その人物とは、『佐々成政』。 歴史番組などで利家と供に登場するが、あまりぱっとしないのか人気がない。 成政も利家のように世渡り上手であったならば、評価も高かった… 続きを読む