★歴史 14 4月 2022 『尼将軍』と呼ばれた『北条政子』と、承久の乱 ★歴史人物紹介シリーズ 今回は前回紹介したブログ「鎌倉幕府の成立と源頼朝」に続く鎌倉幕府の第二弾として、頼朝の死後、幕府の実権を握り、「尼将軍」と呼ばれた『北条政子』を取り上げたいと思います。 経歴 ・名前 北条政子(俗名)、御台所、尼御台、尼将軍など ・生誕 1157(保… 続きを読む
★歴史 30 3月 2022 武家中心の社会を築いた『源頼朝』、「鎌倉幕府」の成立 ★歴史人物紹介シリーズ 先日ブログ閲覧数を確認した処、或るブログの閲覧数が急激に伸びている事に気づきました。 そのブログとは、 3年前書いた「源頼朝は平家滅亡後、何故源義経を討伐したのか」。 理由を考えた末、或る事実に気づきました。 それは今年のNHK大河ドラマで、「鎌倉幕府」が題材に… 続きを読む
★歴史 8 6月 2021 戦国時代、遅れて来た東北の英雄 独眼竜『伊達政宗』 今回は戦国時代、東北をほぼ統一した英雄『伊達政宗』を紹介したい。 経歴 ・名前 梵天丸→伊達政宗 ・生誕 1567(永禄10)年(生)~1636(寛永13)年(没) ・家柄 伊達氏 ・主君 豊臣秀吉→豊臣秀頼→徳川家康→徳川秀忠→徳川家光 ・親族 伊達輝宗… 続きを読む
★歴史 9 5月 2021 武家台頭のきっかけとなった、皇位継承争い『保元の乱』 歴史を眺めれば、分岐点のようなものが存在する。 分岐点とは、その時は分からなかったが、後になってみれば、あの時が転換点だったと犇々と感じる処。 今回は、武家が歴史の主役に躍り出た、切っ掛けとなる事象を取り上げたい。 皇位継承争い 1156(保元元)年7月、鳥羽上皇が亡くなった。此れが、… 続きを読む
★歴史 28 1月 2021 関ヶ原の戦い、戦わずして負けた男 五大老の一人『毛利輝元』 今回は五大老の一人の、『毛利輝元』を取り上げたい。 毛利輝元は人により、名君・暗君として評価が分かれるかもしれない。 それでは輝元の歴史を振り返りたい。 経歴 ・名前 幸鶴丸(幼名)、毛利輝元、幻庵宗瑞、安芸中納言(別名) ・生誕 1553(天文22)年(生)~1625(寛… 続きを読む
★歴史 21 12月 2020 偉大な父と名門の重圧に負けた男 『武田勝頼』 今回は偉大な父から家を継承。没落させたは男を紹介したい。男の名は『武田勝頼』。 会社に喩えれば、立派な経営者だった父の跡を継ぎ、有名な会社を継承したが、父の偉大さと名門の重責に負け、会社を倒産させたとでも云えば良いであろうか。 それを考えれば、十分現代でも通ずる話ではなかろうか。 経歴… 続きを読む
★歴史 1 12月 2020 関ヶ原では西軍に与しながら、見事に復活を遂げた男 『立花宗茂』 今回は関ヶ原の戦いで西軍に与しながら、其の後見事に復活した男『立花宗茂』を紹介したい。 経歴 ・名前 吉弘千熊丸、高橋彌七郎(幼名)、戸次統虎、立花統虎、立花宗虎、立花宗茂等 ・生誕 1567(永禄10)年(生)~1643(寛永19)年(没) ・家柄 高橋氏→戸次氏→… 続きを読む
★歴史 19 11月 2020 本能寺の変を境に、没落した男 『滝川一益』 ★今回は戦国最大の事件「本能寺の変」を機に、没落した男を紹介したい。 本能寺の変は、今迄の戦国史を一変させる出来事だった。 あるものは危機をチャンスに変え、或る者は運命に翻弄され、没落の道を辿った。 今回紹介する「滝川一益」は、信長軍団の重臣でありながら、没落した男の一人。  … 続きを読む
★歴史 7 11月 2020 「上杉家」に生涯を捧げた男 『直江兼続』 もう10年以上前になるであろうか。NHK大河ドラマで愛に生きた武将として、『直江兼続』が主人公となっていた作品を拝見した。 今回は「愛」と云う文字を自らの兜にとりつけ、主君を盛り立て生きた男、直江兼続を紹介したい。 経歴 ・名前 樋口与六、樋口與六(幼名)、樋口兼続、直江兼続、直… 続きを読む
★歴史 27 10月 2020 石田三成の足りない「武」を補った武将 『島清興:左近』 今回は関ヶ原の合戦で実質上のリーダーだった、石田三成の右腕だった島清興(通称:左近)を取り上げたい。 以前石田三成を紹介した際、触れた事があると思うが改めてスポットを当ててみたい。 石田三成は西軍の実質的な指導者だったが、武将ではない。官僚と云えば的確かもしれない。 その三成の不足した… 続きを読む
★歴史 12 10月 2020 戦国時代、関東で北条家の最盛期を演出した武将『北条氏康』 今回は戦国時代に関東で覇を競った、北条氏康を取り挙げたい。 北条氏康と云えば、後北条家の祖「早雲」から始まり、北条家3代目の当主にあたる。 後北条家は氏康を含め5代目まで続くが、5代続く為の最盛期を演出したのが氏康と云っても過言でない。 では、氏康の生き様を眺めてみよう。 経歴 ・名前… 続きを読む
★歴史 2 10月 2020 『三河物語』で有名な『大久保忠教:彦左衛門』 今回は、一風変わった武将を紹介したい。 武将というよりも主君に対し、歯に衣を着せぬ意見を吐き、「天下のご意見番」と云われた人物と云えば、分かり易いかもしれない。 経歴 ・名前 大久保忠教、彦左衛門(通称)、平助(幼名) ・生誕 1560(永禄3)年(生)~1639(寛永16… 続きを読む
★歴史 22 9月 2020 凡庸だが、日本史に永遠に名を刻んだ男『小早川秀秋』 今回は凡庸だったが、何故か歴史に名を残した人物を紹介したい。 その名は『小早川秀秋』。 歴史好きな人間であれば、「あの人ね」と云われる人物であろうか。 経歴 ・名前 小早川秀秋、通称:金吾中納言、筑前中納言 ・生誕 1582(天文10)年(生)~1602(慶長7)年(没) … 続きを読む
★歴史 12 9月 2020 信長の死後、出世競争に負けた男 『佐々成政』 今回は信長が生存時、羽柴秀吉・前田利家とほぼ同格だった。 しかし信長の死後、二人の後塵を拝するようになり、やがて没落した人物を紹介したい。 その人物とは、『佐々成政』。 歴史番組などで利家と供に登場するが、あまりぱっとしないのか人気がない。 成政も利家のように世渡り上手であったならば、評価も高かった… 続きを読む
★歴史 2 9月 2020 一度は主君、家康に背いた知将『本多正信』 戦国時代、主家を裏切り他家に臣従するのは日常茶飯事だった。それは御家存続、己の欲の為と理由は様々。 今回紹介する武将はそのような理由ではなく、己の主義主張の為、主家を裏切った。 簡単に言えば、当時流行した宗教(一向宗)に傾倒。その為、一度は主家を出奔。主家に弓轢いたのである。 &nbs… 続きを読む