★時事問題 22 10月 2020 「GoToトラベル」政策 果たして一体、誰の為 久々に時事ネタを取り挙げたい。以前も話しましたが、時事ネタはあまりブログの閲覧数が伸びません。 理由として考えられるのは、ネタに興味があればおそらく、更に詳しい報道記事を見る為。 あまり伸びないが、自分自身の現在の心境を話したいが為、敢えて取りあげました。 今回取り上げるテーマはタイト… 続きを読む
★書物・雑誌 17 10月 2020 各々、異なる証言。果たして真相は 芥川龍之介『藪の中』 以前、映画『羅生門』を紹介した際、題名は羅生門だが、内容は同じ芥川の小説『藪の中』だと述べた。 そのブログが何故か有難い事に、閲覧数の上位にランキングされているのが何か不思議な気がする。 今回は映画の内容を改にする為、小説『藪の中』を紹介したい。 ★芥川龍之介短編小説シリーズ &nbs… 続きを読む
★歴史 12 10月 2020 戦国時代、関東で北条家の最盛期を演出した武将『北条氏康』 今回は戦国時代に関東で覇を競った北条氏康を取り挙げたい。 北条氏康と云えば、後北条家の祖「早雲」から始まり、北条家3代目の当主にあたる。 後北条家は氏康を含め5代目まで続くが、5代続く為の最盛期を演出したのが氏康と云っても過言でない。 では氏康の生きざまを眺めてみよう。 経歴 ・名前 … 続きを読む
★書物・雑誌 7 10月 2020 分相応な妻を貰うのが幸せかもしれない 松本清張『礼遇の資格』 ★松本清張短編小説シリーズ ・題名 『礼遇の資格』 ・新潮社 新潮文庫 ・昭和 昭和51年 5月 発行 【「巨人の磯」内】 ・発表 小説新潮(1972年 2月号) 登場人物 ◆原島栄四郎 大学卒業後、市中の一流銀行に勤め… 続きを読む
★歴史 2 10月 2020 『三河物語』で有名な『大久保忠教:彦左衛門』 今回は、一風変わった武将を紹介したい。 武将というよりも主君に対し、歯に衣を着せぬ意見を吐き、「天下のご意見番」と云われた人物と云えば、分かり易いかもしれない。 経歴 ・名前 大久保忠教、彦左衛門(通称)、平助(幼名) ・生誕 1560(永禄3)年(生)~1639(寛永16… 続きを読む
★書物・雑誌 27 9月 2020 未必の故意、それとも 松本清張『なぜ「星図」は開いていたか』 ★松本清張短編小説シリーズ ・題名 『なぜ「星図」が開いていたか』 ・双葉社 双葉文庫 ・発行 1995年5月 発行 【「顔」内】 登場人物 ◆藤井都久雄 都内の私立高校(東都中央学園)に勤める38才の教師。勤め先の学園の理… 続きを読む
★歴史 22 9月 2020 凡庸だが、日本史上、永遠に名を刻んだ男『小早川秀秋』 今回凡庸だったが、何故か歴史に名を残した人物を紹介したい。 その名は『小早川秀秋』。歴史好きな人間であれば、「あの人ね」と云われる人物であろうか。 経歴 ・名前 小早川秀秋、通称:金吾中納言、筑前中納言 ・生誕 1582(天文10)年(生)~1602(慶長7)年(没) ・主… 続きを読む
★書物・雑誌 17 9月 2020 冒険心が恐怖心に変わった瞬間 芥川龍之介『トロッコ』 ★芥川龍之介短編小説シリーズ ・題名 『トロッコ』 ・新潮社 新潮文庫 『蜘蛛の糸・杜子春』内 ・昭和 43年11月発行 ・発表 大正11年3月 『大観』 登場人物 ◆良平 小田原熱海間の近くに住む、8才の少年。良平の住む村の近くで… 続きを読む
★歴史 12 9月 2020 信長の死後、出世競争に負けた男 『佐々成政』 今回は信長が生存時、羽柴秀吉・前田利家とほぼ同格だったが、信長の死後、二人の後塵を拝するようになり、やがて没落した人物を紹介したい。 その人物とは、『佐々成政』。歴史番組などで利家と供に登場するが、あまりぱっとしないのか人気がない。成政も利家のように世渡り上手であったならば、評価も高かったかもしれな… 続きを読む
★書物・雑誌 7 9月 2020 地獄から抜け出す直前、醜い心が招いた結果 芥川龍之介『蜘蛛の糸』 ★芥川龍之介短編小説シリーズ ・題名 『蜘蛛の糸』 ・新潮社 新潮文庫 『蜘蛛の糸・杜子春』内 ・昭和 43年11月発行 ・発表 大正7年7月 『赤い鳥』 登場人物 ◆犍陀多 生前、様々な悪い事をして人に迷惑をかけた罪人。生… 続きを読む
★歴史 2 9月 2020 一度は主君の家康に背いた知将『本多正信』 戦国時代、主家を裏切り他家に臣従するのは日常茶飯事だった。それは御家存続、己の欲の為と理由は様々。 今回紹介する武将はそのような理由ではなく、己の主義主張の為、主家を裏切った。 簡単に言えば、当時流行した宗教(一向宗)に傾倒。その為、一度は主家を出奔。主家に弓轢いたのである。 主家に反旗を翻し、敗北… 続きを読む
★書物・雑誌 28 8月 2020 真面目な男が、一度道を踏み外した時 松本清張『坂道の家』 ★松本清張短編小説シリーズ ・題名 『坂道の家』 ・新潮社 新潮文庫 ・昭和 昭和46年10月 発行 【「黒い画集」内】 ・発表 「週刊朝日」 昭和34年1月4日号~4月19日号 登場人物 ◆杉田りえ子 杉田りえ… 続きを読む
★歴史 23 8月 2020 物事を卒なく熟す、信長の重臣『丹羽長秀』 今回は信長の重臣の一人、『丹羽長秀』を取り上げたい。 丹羽長秀を書くにあたり意外に思ったのは、長秀について書かれた資料があまり多くない。 信長の重臣で在り乍、何故かと考えた挙句、ある結論に達した。 後述するが、長秀は物事を卒なく熟す人物であった為、反ってあまり際立ったエピソードが少ないのに気づいた。… 続きを読む
★映画 18 8月 2020 沈みゆく船中、人間の愛憎を描いた作品『ポセイドン・アドベンチャー』 ★懐かしい洋画シリーズ ・題名 『ポセイドン・アドベンチャー』 ・公開 1972年 米国 ・提供 20世紀フォックス ・監督 ロナルド・ニーム ・製作 アーウィン・アレン ・脚本 スターリング・シリファント、ウェンデル・メイズ … 続きを読む
★書物・雑誌 13 8月 2020 自殺幇助、それとも殺人 松本清張『紐』 ★松本清張短編小説シリーズ ・題名 『紐』 ・新潮社 新潮文庫 ・昭和 昭和46年10月 発行 【「黒い画集」内】 ・発表 「週刊朝日」昭和34年6月14号~8月30日号 登場人物 ◆田村係長 警視庁一課の係… 続きを読む