懐かしのアニメ・ヒーロー・TVドラマが、現代に蘇る

★皆様、お久しぶりです。随分と長い間、ブログを更新していませんでした。

理由を明かせば、仕事が忙しく時間を割くことができなかった事。

 

更に、おかげさまで5年近くが経ち、過去に綴ったブログが一定の閲覧数を稼ぐ事ができ、安心していた。

つまり、怠けていたと言うのが本音です。

 

今回ブログを書こうと思ったきっかけは、或るユーチューブの番組を紹介しようと思ったからです。

ブログで在り乍、ユーチューブを紹介するのも何やら可笑しな話ですが、懲りずにお付き合い下さい。

 

子供の頃視た、アニメ・ヒーローもの、TVドラマ等

以前、子供の頃視た漫画、アニメ等をブログで紹介した事があった。

どんな人にも子供の頃、TVを視て夢中になったアニメ、ヒーローものが、必ずあった筈。

 

そんなアニメ、ヒーローもの等は成長するに連れ、いつしか忘れ、記憶の彼方に消えていく。

大人になった時、何かのきっかけでふと名前を見かけた時、思い出そうとするが既に忘れ、内容すら思い出せない。

 

今回ブログを書くきっかけとなったのは、ここ数年、大昔に放送していたアニメ・ヒーローものが、ユーチューブで無料で視聴できる事を知った。

此れは版元のご厚意により、ユーチューブで公式に配信され、しかも期間限定だが、無料配信されている。

 

3年ほど前になるだろうか。あの有名なヒーローもの『秘密戦隊ゴレンジャー』が毎週2話づつ、無料配信されていた。

初めは無料配信されていたのを知らず、私は途中から視聴した。

 

以前もブログで述べたが、子供の頃、あれだけ熱心に視ていたゴレンジャーも、最終回は全く、覚えていなかった。

如何に人間の記憶は曖昧且つ、不鮮明だと悟った。

 

当時はビデオ(此れも相当古い)、DVD、ブルーレイ等の記憶媒体がなく、再放送で思い出す程度だった。

本当に、今の技術の有難さを知った。

 

映画紹介の際にも述べたが、映画の良い処は、一度見た時は理解できなかった場面・出来事が、何度も繰り返し見た時、分かるようになる。

それは生きていくうちに自らが人間的に成長し、自ずと分かるようになった為。

 

アニメ・ヒーロー物も同じ。

子供の頃、理解できなかったが、何か記憶の片隅に残り、大人になって見直した際、漸く理解できたと言う事。

それは自分が、大人になった証拠でもあろう。

 

実は此処最近、見事にユーチューブの昔のTV番組に嵌ってしまった。

コロナの騒ぎで、家にいた影響が大きいかもしれない。

次章で、ここ数年嵌った幾つかのTV番組を紹介したい。

 

現在、無料で視聴できる有難さ

章のタイトルの通り、子供の頃、貪るように視ていたTV番組が、今ではネット上にて何時でも何処でも、しかも無料で楽しめる時代になった。

勿論、諄いようだが、ネット設備が整った環境に限定だが。

 

子供の頃、番組はTVでしか放送されず、視聴する際、必ずその時間はTVの前にいなければならなかった。

しかし今は、技術が発達。

好きな時間と場所で、コンテンツが楽しめるようになった。昔では、考えられない事だった。

 

現在私がユーチューブで嵌っている番組が多々ある。

その中の一つに子供の頃視た、『バトルフィーバーJ』。

 

このブログを書いている時点で、第32話まで進んでいる。

この番組を偶然にネット上で発見。珍しく、第1話から視聴する事ができた。

此れは全くの幸運だった。大概、既に何話が開始され、途中から視る事が多かった。

 

第1話から視れた為、物語の始まり、経過が逐次、把握できた。

子供の頃視ていたが、すっかり忘れていた内容が殆どだった。

中には所々は覚えてはいるが、完全に思い出せない場面が大半を占めていた。

 

一つ一つの話で出演されていたゲスト等注意深く眺めた時、当時は分からなかったが、こんな人が出演していのかと驚いた。

例えば三原じゅん子さん、大泉滉さん、佐藤蛾次郎さん、遠藤憲一さん、日高のり子さん等が出演されていた。

他にも演技派俳優と呼ばれ、他のTVに出演されていたベテラン役者さんも、数多く出演されていた。

 

全く、今にして思えば、子供向け番組にしては、贅沢なラインナップ。

子供の頃、かなり良質な戦隊モノだったと今更ながら感じた。

前述したが、その頃は微かに記憶していたが、いま見直し、やっと理解できた話が多かった。

 

脚本をみても、有名な脚本家の名も、チラホラ見られた。

道理で面白かったのかと、再認識した。

 

他にも色々、興味深い番組が存在した。

少し触れたが、3年程までに戦隊モノの元祖である、『秘密戦隊ゴレンジャー』が配信されていた。

此れは途中から視た為、最初は分からないが、最終話まで視る事ができた。

 

しかしやはり子供の記憶なのか、最終話は全く覚えてなかった。

最後にゴレンジャーの秘密基地が破壊。ゴレンジャーも敵を粉砕し、そのまま解散となったのも知らなかった。

本当に人間の記憶は、つくづく曖昧だと自覚した。

 

因みに、ゴレンジャーの一人だった緑レンジャーは、今回紹介したバトルフィーバーの隊員、バトルコサック(伊藤武史さん)として出演している。

しかし結論を先に述べれば、間もなく降板する予定。

 

追加で、桃レンジャーだった「小牧リサ」さんは、初代ミス・アメリカンの声の吹き替え、アクタースーツ(着ぐるみをしてアクションを担当)を務めていた。

バトルコサックより先に、ミス・アメリカンが交代した為、小牧さんも、お役御免となった。

小牧さんは、第25話でサヨナラの意味もあり、顔出してゲスト出演されていた。

 

他にも、数々の名作が配信されていた。

前章で紹介した以外に、幾つもの名作がネットで配信されたいた。

例えば初代『機動戦士ガンダム』。

 

機動戦士ガンダムの第一話は、今でもユーチューブで視聴可能。

4年程前だったろうか。第1話の「ガンダム大地に立つ」から、最終回「脱出」までの全話が配信されていた。

実は其の後、もう一度配信され、全話が二回にわたり配信された。

 

私は以前ブログにて、初代ガンダムの名台詞を挙げ、解説した事がある。

私にとり初代ガンダムは初めにして、最高の作品だったと確信している。

後にいくつかの続編が作られたが、やはり初代が一番優れた作品だった。

 

何故最高の作品か理由を述べれば、此れも以前ブログで述べたが、最も人間臭く、人間の心の襞を抉るような作品だった為。

後にも紹介するが、当時のアニメ・ヒーロー物は、洒落ではないが、完全に「勧善懲悪」がメイン。

つまり正義の味方と悪の味方がいて、両者が戦い、必ず最後は正義が勝つのがパターンだった。

そのようにして、子供に知らず知らずに道徳心を培わせていたのかもしれないが。

 

初代ガンダムは、子供には少し理解するのが難しい箇所が多々あった。

何度も繰り返すが、人間として成長した後、やっと理解できる場面が多かった。

 

子供の頃はアムロ側、つまり地球連邦軍が正義と思っていたが、大人になり冷静に眺めてみれば、ジオン側にも一理あるかもと思った。

此れも大人になり、多方面から物事を理解できるようになったからかもしれない。

 

今配信されているアニメ『太陽の牙ダグラム』等も、決してゲリラ部隊が悪とは言い切れない。

物語は独立戦争の為、ゲリラ部隊に身を投じた、一人の元女性兵士の回想から始まる。

此れも全く、記憶になかった。

 

物語の大半は戦闘場面が多かった為、当時は既に過去の話だったという実感がなかった。

話の内容が、政治的要素が強かったと言う事を、今回の配信で知った。

 

現代社会にも通ずるテーマと感じた。

今現時点で世界各国で戦闘が行われ、紛争とは人類が永遠に無くすことのできないテーマと理解した。

 

勧善懲悪ものと謂えば、大概ロボットが登場。

悪のロボットと戦い、苦戦しながらも勝つという内容が多かった。

 

ロボットでなくても、超人に変身。悪の怪物と戦うヒーローものもあった。

『マジンガーZ』、『グレートマジンガ』、『仮面ライダー』等も、現在配信されている。

 

『仮面ライダー・アマゾン』は、つい最近、第1話が配信された。

1週間毎に2話ごと配信される為、全話視るのにはチャンスかもしれない。

他にも第1話だけだが、『よろしくメカドック』、『マシンハヤブサ』等、視聴可能。

 

先日、鳥山明さんが亡くなられたが、なんと『ドラゴンボール』の第1話も配信されていた。

第1話を視たが、年月のせいか、物語の最初を忘れていた。

最初に登場した「ブルマ」の存在をすっかり忘れていた。「あ、そうだった」と言うのが実感。

それほど記憶が定かでなかった。

 

次に名作と云われたTV番組を紹介したい。

 

過去の名作が、いま蘇る

過去、名作と呼ばれたTVがある。

幾つかの作品がアニメ・ヒーローものと同様、公開されている。

具体的に挙げれば、『金田一耕助』、『雑居時代』、『ゆうひが丘の総理大臣』、『Gメン75』、『特捜最前線』等。

 

此れはほぼ公式だが、中には微妙なモノもある。

今回はあくまで、公式の版元が配信している作品を紹介した。

公式だが、不定期で更新され、第1話、或いは第2話のみ公開されているものもある。

 

おそらく公式の狙いは第1話で懐かしさを煽り、更に視聴したい時、有料化に呼び込む為だろう。

有料化でも構わないという人は、お金を払い視聴するのもよいと思うが。

 

私の場合、あくまで無料のみだが、此れでも充分楽しめる。

昔みていた微かな面影が蘇り、自らをリアルタイムで視ていた時代に引き戻してくれる為。

夢を見ていた、淡い少年時代の記憶であろうか。懐かしさに駆られる。

 

読者の皆さん、きっと欠かさずみていたTV番組があると思う。

そんな番組をユーチューブで探してみるのも、一興かもしれません。

思わぬ掘り出し物が見つかるかもしれません。

 

昔懐かしい番組を視て、当時気づかなかった新たな視点が見つかるかもしれません。

一度試してみてはいかがでしょうか。

 

そんな事を思いながら今回、たわいもない話をしてしまいました。

興味のない方は、悪しからず。

 

(文中敬称略)