本当に国民を愚弄した話。それは年金。

以前から年金についての将来、矛盾を記載してきた。

最近又もや、支払者に疑念を抱かせる知らせが来た為、その話をしたい。

 

日本年金機構の呆れた通知

先日、国民年金を管轄する日本年金機構から封書が届いた。

「大切なお知らせです。あて名をご確認の上、お早めに開封ください」

と書かれてあった為、私はあれ、又記載漏れ、或いは私の過去の支払い漏れの通知かと思い、開封してみた。

 

開封して中を確認した処、書面の最初に

「とってもお得な、2年前納による現金納付のご案内」

と書かれてあった。

 

初めは何の事か分からず読み進めたが、漸く書面の中身が理解できた。

何の事はない、日本年金機構が私に対し、「この先2年の年金を現金で先払いしませんか」という通知書だった。

 

封書の内容が理解できた後、私は又年金機構がバカな通知を寄越したものだと感じた。

結論から先に述べれば、

 「年金機構は年金が足りなくて、今度は納付者に対し、資金集めの為、先払いの勧誘を始めた」 

と言う事

 

私は過去のブログにて年金の矛盾と将来の展望を、何度も述べて来た。

いつもその答えは、年金は将来先細るか、債務不履行(デフォルト)になるだろうと述べた。

理由は、過去に述べた通り。

 

過去のブログを知らない方に簡単に説明するが、年金には大まかに国民年金と厚生年金が存在する。

企業に勤めている方は「国民年金」と同時に、おそらく「厚生年金」にも加入している筈。

 

新卒正社員として採用された方は、あまり意識が薄いかもしれませんが。

私の場合、正社員から非正社員(個人事業主)に変った為、現在は国民年金のみ納めています。

今回は国民年金の話になります。

 

興味を逸しながら中身を吟味した際、私の心の中にある感情が湧き起こった。

それは、怒りに近い心境。

怒りの理由は過去何度も述べてきたが、私が生まれた世代は人口分布表でも分かるが、一番人口が多かった世代。

つまり高校。大学進学で苦労した世代。おまけに新卒で就職活動時、就職氷河期にあった世代。

 

逆に政府からすれば、「一番世代が多く年金を支えてくれる世代であり、取りっぱくれのない世代」。

これ以上、有難い世代はないと言える。

その世代に対し政府は、更に金が足りない為、前納しろと勧誘してきたと云えるだろう。

 

払う側からすれば、これだけ私達を苦しめてきて、更に鞭打つかのような仕打ちをするのかと思わざるを得なかった。

言葉汚く述べれば、「なにふざけた事を云っているのか」と言う事。

 

此れから少子高齢化で年金を納める数は、各自に減る。

此れも何度も述べているが、私の世代では大学進学率は、約25%だった。

現在は約50%。つまり世代間の2人に1人は、大学に進学している計算。

 

つまり将来の年金支払者は、半分。半分になると言う事は、当然支払額は今の倍になると言う事。

年金を維持する為には、今の倍払えるだろうか。今の若者に。確実に無理だろう。

 

更に日本は30年以上、年収が上がっていない。物価だけがここ数年、驚くほど上昇している。

現在の生活すら、ままならない。将来的に、かなり厳しい。その中で倍になる年金は、払えないと推測する。

 

現生活もままならないのに、将来の年金など負担できる筈もない。

その場その場で、生きるのが精一杯だろう。此れは政府・官僚の無策以外、何物でもない。

 

結局、その事に薄々気づいている為、政府(今は年金機構)は又一番多い世代に前納(負担)しろと言っているに等しい。

前納による、僅かばかりの割引を餌にして。

 

次にその割引と将来の年金額の値上げについて述べたい。

 

年金の値上げと、前納による割引

更に書面を眺め、驚愕した事実があった。それは

「今年度の令和6年、一ヵ月の年金が、16,980円、令和7年に17,510円」

になると言う項目。

 

因みに令和5年度の一ヵ月の年金額は、16,520円。

令和6年度は、470円。令和7年度は、990円の値上がり。

全く信じられない。一言で言えば「ふざけるな」と。

 

今迄、年金の関するブログを幾つも挙げたが、良いブログ等、一つもない。

絶えず批判のみ。それ理由は、今迄述べてきた通り。政治家・官僚の失策が全て。

 

ここ数年の物価高に加え、更に公共料金等の値上げ。

もう国民の生活は限界に近い。何時の時代も、人間食えなくなれば、最後は暴動。

江戸時代が終焉した要因の一つに、「一揆・打ちこわし」がある。当にそれに近い状態。

 

繰り返すが、私の世代が一番多く、年金を支えている世代。

この世代が引退、或いは年金を貰う時代がくれば、年金制度は終わりだろう。

 

何故なら、既に一人当たり、16,000円以上、納めている時代。

その下の20代の世代になれば、世代間は今の二分の一。

当然、支払額は倍になる。

 

倍で漸く、現状維持。年収が上がらなければ、現時点で支払いは難しい。

年収が倍になれば、自ずと年金生活者の支給額の価値は、今の二分の一。

年金を当てにしていた人は、生活が成り立たない。此れは小学生でも分かる計算。

自ずと、年金は既に崩壊していると理解できる。

 

参考までに、「2年前納で、15,290円」。「1年前納で、3,620円」。「半年前納で、830円」。

安くなるそうです。

 

皆様、どうお考えでしょうか?

得をすると思えば、納められれば宜しいかと思います。しかし、私の考えは「?」です。

 「たったそれだけ」 と言うのが、本音です。

 

しかもご丁寧に、

 

現金による前納ならまだ間に合います!!

国民年金保険料の2年前納を利用してみませんか?

 

の注釈付きで。

 

期限を見た際、令和6年4月30日までとなっていました。

此れはまさしく、ねずみ講がよくやる方法。

資金がショートする為、会員に先払を勧め、その替わり割引を推す仕組み。

 

私の感想としては、「年金(国)もとうとう此処迄きたか」と言うのが実感。

此れは詐欺師が潰れる寸前、よくやる手筈。逆に私は、益々危機感が募った。

 

今年の1月1日、日本が一番くつろいで、のんびりしていた時、午後4時30分頃、能登半島で地震が起きた。

おそらくこの地震は私が生きている間、一生わすれないだろう。起きた日が覚えやすい為。

 

つまり人間、一寸先は闇。

果たして2年後、無事生きているとう保証はあるだろうか?

2年先の年金を前納し、意味があるのか?

 

前述したが、昨今の物価高で日々の生活に追われ、2年後無事生きている確証さえない。

そんな状況で、2年先の年金(税金)など、払える筈がない。少なくとも、私は払う気がしない。

 

此れも過去経験したが、国という組織は一旦払った税金は、なかなか返金しない。

喩え国のミスであっても係わらず。

 

一旦国庫に納められた税金を取り戻すには、手間と時間が掛かる。

もし前納後、私が何らかの理由で死亡。払い過ぎた金額を遺族が取り戻すには、かなり難渋する。

その理由は、先程述べた通り。

 

遺族は返金依頼を書く為、幾つかの必要書類を集め、申請書に記入。

申請後も書類に不備がある場合、何度も突き返され、訂正を求められる。

 

やっと書類が受付られた後、申請の審査がある。審査通過後、漸く過払い金が返金されるという手順。

これは、どこの役所も変らない。考えただけでも、億劫になる。

 

皆様の中に家族が死亡した際、何度も役所に足を運び、煩雑な手続きをした経験があるかもしれません。

まさにあれと同じ。本当に役所という処は、「書類と判子主義」。

 

もし死亡した事も考えた上で、前納する人いるだろうか?

年金は知れば知るほど、不安で疑問が湧く制度

何故なら、何度も述べたが、「誰一人が納得した制度」でない為。

此れに尽きるだろう。

 

年金機構から書面が届いたのは、3月下旬。

おそらく年度末で来年・再来年の資金繰りの確保。

納入率のアップを目的としたものであろうが、もう少しまともな運用が出来ないものかと思う次第。

今後の年金制度の将来性を考えた時、益々不安が募る書面と、私は判断した。

 

(文中敬称略)

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