歴史 5 9月 2019 関ヶ原の戦、勝敗を分けた要因2(決戦前の各大名の動きと人間関係) 小山評議後、各大名の動き 小山評議の後、各大名はそれぞれ各方面に散り、今後の成り行きに備えた。 この評議後の各大名の動きを記しておきたい。 ◆真田一族 正確に言えば25日の小山評議の約1週間前の17日、大坂方の三成から書状が届く。 非常に有名な一家。一番有名かもしれない。… 続きを読む
歴史 3 9月 2019 関ヶ原の戦、勝敗を分けた要因1(秀吉の死後、派閥争いと家康の台頭) 関ヶ原の戦い 1600(慶長5)年9月15日、天下分け目の「関ヶ原の戦い」がおこなわれた。 一つは、五大老「徳川家康」を中心とした東軍と呼ばれる軍勢。 もうひとつは、五奉行「石田三成」を中心とした西軍と呼ばれる軍勢。 両軍が美濃国関ヶ原に相まみえ、雌雄を決し… 続きを読む
映画 1 9月 2019 偏見ゆえ、犯罪を冒さねばならなかった男の悲劇 松本清張『砂の器』 今回は松本清張『砂の器』の映画版について述べたい。原作と映画の違い、見所などを中心に述べてみた。 ・題名 『砂の器』 ・製作・配給 松竹株式会社 ・公開 1974年 ・監督 野村芳太郎 ・脚本 橋本忍、… 続きを読む
書物・雑誌 30 8月 2019 自分が背負った宿命故、道を踏み外してしまう話 松本清張『砂の器』 今回は、松本清張の名作の一つに数えられる作品を紹介したい。 ・題名 『砂の器』 ・【砂の器 上・下】 松本清張原作 ・(新潮社 新潮文庫 上・下 昭和48年3月発行) 登場人物 ◆今西栄太郎 警視庁捜査一課に勤めるベテラン刑事。年… 続きを読む
書物・雑誌 29 8月 2019 巧妙に絡めとられる役人 松本清張『弱味』 世間を暫し騒がす、役人の汚職、公共事業の官製談合など。 理由は様々だろうが、今回或る出来事を切っ掛けに、地獄に落ちていく役人の姿を描いた作品を述べたい。 ・題名 『弱味』 ・新潮社 新潮文庫 ・或る「小倉日記」伝 傑作短編集(一) ・発行 … 続きを読む
書物・雑誌 27 8月 2019 偉業を達成したが、仲間に潰された話 松本清張『文字のない初登攀』 ★松本清張 短編小説シリーズ ・題名 『文字のない初登攀』 ・発表 昭和35年 11月 ・新潮社 新潮文庫 【憎悪の依頼】内 ・発行 昭和57年 9月 登場人物 ◆高坂憲造 日本を代表する山岳界の重鎮。ある日、前人未… 続きを読む
書物・雑誌 26 8月 2019 学界の権威主義、嫉妬深さを皮肉った話 松本清張作『石の骨』 今回紹介するのは、松本清張作『石の骨』。 清張自身、市井の社会派小説家と云われただけあり、何か学界の権威主義・嫉妬を皮肉った作品。 以前、清張作品『カルネアデスの舟板』を紹介したが、あれも学界を上手く立ち回わろうとする大学教授の話。 今回の作品も同じ学界の話であり、何か通ずるものがある… 続きを読む
歴史 24 8月 2019 戦国時代きっての極悪人、アクの強い男「松永久秀」 戦国時代の蝮(マムシ)と云えば、おそらく「斎藤道三」を思い浮かべるのではなかろうか。 もう1人の梟雄を挙げるとすれば、「松永久秀」を思い浮かべるかもしれない。 道三が蝮であれば、久秀は「サソリ」と云う言葉が当てはまるのではないか。 今回は戦国時代、あまり評判が宜しくない松永久秀と取り挙… 続きを読む
趣味 23 8月 2019 滑走路を歩くタイトルバックが印象的だった『Gメン75』 1970年代の毎週土曜日、子供には天国だった。 理由は午後6:30から、ほぼTVに釘付けだった為。 午後6:30からアニメ『タイム・ボカンシリーズ』に始まり、『まんが日本昔話』、『クイズダービー』、『ドリフの8時だョ!全員集合』。 そして9時からは俗に大人の時間と云われ、休みの前だけに… 続きを読む
教養・実践 22 8月 2019 面白い読み方をする漢字 以前、難解漢字シリーズを紹介しましたが、今回は面白い読み方をする漢字を集めました。 「あ」行 【扁桃】アーモンド ・バラ科の落葉高木。中央アジア原産。食用・薬用に利用。 【氷菓子】アイスクリーム ・甘味を入れた氷状の菓子。全く別の意味で、高利貸の意味もある。… 続きを読む
映画 21 8月 2019 豪華、香港三代スター(ジャッキー・サモ・ユン)共演、『スパルタンX』 ★懐かしい香港映画シリーズ ・題名 『スパルタンX』 ・公開 1984年 日本 ・配給 ゴールデン・ハーベスト、東宝東和 ・監督 サモ・ハン・キンポー ・製作 レナード・K・C・ホー ・脚本 エドワード・… 続きを読む
書物・雑誌 19 8月 2019 得体の知れない物を見た時、人間の驚きと戸惑い。カフカ『変身』 今回は洋書の名作を取り上げた。或る日、突然自分が変身を遂げた。 結果、周囲から差別と偏見の目でみられた時、あなたはどう感じますか? ・題名 『変身』 ・作者 フランツ=カフカ ・国 ドイツ ・執筆 1912年11月 ・発表 1915年 ・訳者 高橋義孝 ・発… 続きを読む
趣味 18 8月 2019 『工藤ちゃん』が耳に谺した 松田優作主演『TV探偵物語』 昔ヒットしたTV番組「探偵物語」。主演は勿論、松田優作。 イタリア製のバイク「ベスパ」に乗り、颯爽と登場。 コミカル且つ、ニヒルでダンディな探偵に夢中になった人も多い筈。 今回、探偵物語にスポットを当ててみた。 因みに、番組主題歌も大ヒット。一度は聴いた事があると思う。 … 続きを読む
書物・雑誌 17 8月 2019 見知らぬ物に対する盲目の尊敬と権威主義 森鴎外『寒山拾得』 以前森鴎外の作品を紹介したが、今回は同じ鴎外作品『寒山拾得』を取り挙げたい。 バリバリの明治政府の高級官僚だった作者が、皮肉を込めて描いた作品と言えるかもしれない。 登場人物 ◆閭丘胤(りょきゅういん) 唐の貞観の頃(627~649年)の官吏。人事異動で台州主簿に任命され… 続きを読む
歴史 15 8月 2019 源頼朝は平家滅亡後、何故源義経を討伐したのか 1185(文治元)年、長門の壇之浦で平家が滅亡。 平家滅亡後、源頼朝と源義経の対立。兄頼朝が弟義経を討つかたちとなる。 何故、兄弟同士が争う羽目になったのか。今回はその経緯を述べたい。 平家滅亡 1185(文治元)年、平清盛出現後に栄耀栄華を誇った平家一門は、源義朝の遺児「源義経」を総… 続きを読む