面白い読み方をする漢字

以前、難解漢字シリーズを展開しましたが、今回は似た特集で面白い読み方をする漢字を、特集したいと思います。

 

目次

「あ」行

 

【扁桃】アーモンド

・バラ科の落葉高木。中央アジア原産。食用・薬用に利用。

 

【氷菓子】アイスクリーム

・甘味を入れた氷状の菓子。全く別の意味で、高利貸の意味もある。

 

【手風琴】アコーデオン

・明治期に輸入され、中国名をそのまま当て嵌めた漢字。

 

【瀝青】アスファルト

・明治期に輸入され、中国名をそのまま当て嵌めた漢字。

 

【酒精】アルコール

・語源はオランダ語。中国名をそのまま当て嵌めた漢字。

 

【彼奴】あいつ

・他人をやや軽蔑した時、用いる漢字。

 

【生憎】あいにく

・予想とおり行かない時、都合の悪い時、使う言葉。

 

【障泥】あおり

・馬の泥除けの馬具の事。

 

【明白】あからさま

・ありのままの様子。

 

【灰汁】あく

・植物などの渋み、余計なもの等を表す際に使う言葉。

 

【欠伸】あくび

・眠気・退屈な時に出るしぐさ。

 

【胡坐】あぐら

・膝を左右に開き、足首を交差して座る事。

 

【浅傷】あさで

・軽い傷の事。

 

【四阿】あずまや

・粗末な小屋の事。

 

【渾名・綽名】あだな

・ニックネームの事

 

【彼方此方】あちらこちら

・いろいろな場所・方向の事。

 

【天晴れ・遖】あっぱれ

・みごと、すばらしいの意味。

 

【恐惶】あなかしこ

・こわい、おそれおののく。

 

【痘痕】あばた

・天然痘の後のくぼみ

 

【荒屋・荒家】あばらや

・荒れ果てた家の事。

 

【数多・許多】あまた

・数が多い事。

 

【曠野】あらの

・荒れ果てた原野。

 

【所在・所有】あらゆる

・いろいろな

 

【沈子】いかり

・船を止める為、海底に沈めた重し。

 

【幾何・幾許】いくばく

・どれほど、どれくらい

 

【石塊】いしころ

・道端に落ちているいし。

 

【伊蘇普・伊曾保】イソップ

・紀元前6世紀頃の、古代ギリシャの寓話。

 

【従兄弟・従姉妹】いとこ

・父母の兄弟・姉妹の子供。特に男性を指す。叔父、叔母の子供。逆に女性であれば、従姉妹と書く。

 

【鯔背】いなせ

・アメリカのモヒカンのように、頭の中央を細長く剃り残した髪型の事。形が魚の鯔に似ている為、ついた言葉。鯔とはボラの事。「鯔背なお兄さん」、「いなせなロコモーシェーン」などは、名残り。

 

【妹背・妹兄】いもせ

・自分の愛しい異性を呼ぶ愛称。

 

【弥弥】いよいよ

・ますます、いよいよ

 

【弥栄】いやさか

・ますます、一段と

 

【文身・刺青】いれずみ

・体などに傷をつけ、色素を流し込み或る種の模様を刻む事。

 

【所謂】いわゆる

・よく言われる事象。

 

【洋墨】インク

・文字をかいたり、印刷する際、用いる液体。

 

【秋波】ウィンク

・流し目の事。

 

【鶏眼】うおのめ

・手足の特定の部位に圧が反復性に加わることにより生じる角質の肥厚の事。

 

【火酒】ウォッカ

・ロシア原産のアルコール度数の強い酒。

 

【候】うかみ

・斥候の事。敵の内情、様子などを伺う行為、又は人間の事。

 

【浮子】うき

・釣り際、使う小道具。魚がかかった時、知らせる。

 

【泡沫】うたかた

・はかなく消えやすいものの譬え。

 

【転寝・仮寝】うたたね

・無意識についうとうと寝る事。

 

【現人・空蝉】うつせみ

・この世に生きている人。

 

【五月蠅い】うるさい

・やかましい、騒がしい、しつこい

 

【譫言】うわごと

・とりとめもない言葉。たわごと。

 

【万愚祭】エープリルフール

・4月1日は人に嘘を付いても、許される為。由来は意外にも、インド。

 

【似非】えせ

・似ているが、本物でない事。

 

【岐路】えだみち

・別れ道。人生の分岐点。

 

【戎・恵比寿・蛭子】えびす

・七福人の一人。漁業、商売繁盛の神。

 

【恵方・吉方】えほう

・その年で縁起が良いとされている方角。

 

【疫病】えやみ

・流行りの病の事。

 

【石女】うまずめ

・子の産めない女、不妊症。

 

【極光】オーロラ

・北極、南極に現れる美しい光の現象。

 

【天火】オーブン

・輸入された時、自然に火が付いた様に見えた為、中国語をそのまま当てはめた漢字。

 

【大鋸屑】おがくず

・のこぎりで木を切った時、出る屑の事。

 

【晩稲・晩生】おくて

・作物で通常より遅いもの。

 

【噯】おくび

・胃の中にたまったガスが口からでたもの。げっぷ。

 

【怖気】おじけ

・恐怖に震える気持ち。

 

【襁褓】おしめ

・おむつの事。

 

【白粉】おしろい

・化粧に使う白い粉の事。

 

【落魄れる】おちぶれる

・身分、財産を失いみじめな状態になる事。

 

【追而書】おってがき

・手紙の本文のあとに付け加えるて書く事。追伸文。

 

【俠気】おとこぎ

・男らしい気質。義理人情にあつい事。

 

【鉄漿】おはぐろ

・歯を黒く染める事。

 

【十八番】おはこ

・とつておきの芸、技の事。

 

【虎子】おまる

・虎子には、虎の子には、便器、おまるの意味がある為。

 

【邏卒】おまわり

・邏卒は見回り兵の意味。巡査の事。

 

【自鳴琴】オルゴール

・ゼンマイ仕掛けで、自動で一定のメロディーを奏でる装置。

 

【下風・颪】おろし

・山から吹き下ろす強い風。

 

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