書物・雑誌 7 9月 2020 地獄から抜け出す寸前、醜い心が招いた結果 芥川龍之介『蜘蛛の糸』 ★芥川龍之介短編小説シリーズ ・題名 『蜘蛛の糸』 ・新潮社 新潮文庫 『蜘蛛の糸・杜子春』内 ・発行 昭和43年 11月 ・発表 大正 7年 7月 『赤い鳥』 登場人物 ◆犍陀多 生前、様々な悪い事をして人に迷惑をかけた罪… 続きを読む
歴史 2 9月 2020 一度は主君、家康に背いた知将『本多正信』 戦国時代、主家を裏切り他家に臣従するのは日常茶飯事だった。それは御家存続、己の欲の為と理由は様々。 今回紹介する武将はそのような理由ではなく、己の主義主張の為、主家を裏切った。 簡単に言えば、当時流行した宗教(一向宗)に傾倒。その為、一度は主家を出奔。主家に弓轢いたのである。 &nbs… 続きを読む
書物・雑誌 28 8月 2020 真面目な男が、一度道を踏み外した時 松本清張『坂道の家』 ★松本清張 短編小説シリーズ ・題名 『坂道の家』 ・新潮社 新潮文庫 ・昭和 昭和46年10月 発行 【「黒い画集」内】 ・発表 「週刊朝日」 昭和34年1月4日号~4月19日号 登場人物 ◆杉田りえ子 杉田り… 続きを読む
歴史 23 8月 2020 物事を卒なく熟す、信長の重臣『丹羽長秀』 今回は信長の重臣の一人、『丹羽長秀』を取り上げたい。 丹羽長秀を書くにあたり意外に思ったのは、長秀について書かれた資料があまり多くない。 信長の重臣で在り乍、何故かと考えた挙句、ある結論に達した。 後述するが、長秀は物事を卒なく熟す人物であった為、反ってあまり際立ったエピソードが少ない… 続きを読む
映画 18 8月 2020 沈みゆく船中、人の愛憎を描いた作品『ポセイドン・アドベンチャー』 ★懐かしい洋画シリーズ ・題名 『ポセイドン・アドベンチャー』 ・公開 1972年 米国 ・提供 20世紀フォックス ・監督 ロナルド・ニーム ・製作 アーウィン・アレン ・脚本 スターリング・シリファント、ウェンデル・メイズ … 続きを読む
書物・雑誌 13 8月 2020 自殺幇助、それとも殺人 松本清張『紐』 ★松本清張 短編小説シリーズ ・題名 『紐』 ・新潮社 新潮文庫 ・昭和 昭和46年10月 発行 【「黒い画集」内】 ・発表 「週刊朝日」 昭和34年6月14号~8月30日号 登場人物 ◆田村係長 警視庁… 続きを読む
歴史 8 8月 2020 中途半端な態度で、身を滅ぼした男『増田長盛』 皆様の周りに、自分は上手く立ち回っているように思っているが、実はその態度が皆から嫌われ、挙句に自分の身を滅ばした人間、或いは著しく評価を下げている人物はいないだろうか。 今回、戦国時代にて自己保身に走った末、身を滅ぼした人物を紹介したい。 戦国の武勇伝が華やかな時代に、何故この様な人間… 続きを読む
映画 29 7月 2020 尾行・カーチェイス等、名シーン満載 『フレンチ・コネクション』 ★息つく暇もないストーリーと、スリリングな展開の映画 ・題名 『フレンチ・コネクション』(The French Connection) ・公開 1971年 米国 ・配給 20世紀フォックス ・監督 ウィリアム・フリードキン ・製作 … 続きを読む
書物・雑誌 24 7月 2020 流れ着いた腐乱死体。正確な死亡推定時刻は 松本清張『巨人の磯』 ★松本清張短編小説シリーズ ・題名 『巨人の磯』 ・新潮社 新潮文庫 ・昭和 昭和51年 5月 発行 【「巨人の磯」内】 ・発表 小説新潮(1970年10月号) 登場人物 ◆清水泰雄 九州出身の法医学教授。仙台で開かれた… 続きを読む
歴史 19 7月 2020 猪突猛進、「武」はあるが「智」が欠けていた武将『福島正則』 今回、以前紹介した『柴田勝家』に似たタイプの武将(大名)を紹介したい。 似たタイプと敢えて表記したのは、武将の「武」の部分は一流だが、「知」の部分になれば、少し欠けていたのではないかと思われる為。 早速、本人を紹介したい。 経歴 ・名前 福島正則、市松(幼名) ・生誕 15… 続きを読む
映画 14 7月 2020 ベトナム後遺症に悩まされる青年の姿を描いた『タクシー・ドライバー』 ★懐かしい洋画シリーズ、ロバート・デニーロ主演 ・題名 『タクシー・ドライバー』 ・公開 1976年米国 ・配給 コロムビア映画 ・監督 マーティン・スコセッシ ・製作 マイケル・フィリップス、ジュリア・フィリップス ・脚… 続きを読む
書物・雑誌 9 7月 2020 籤を引いた「穢れ」の意識が、そうさせたのか 松本清張『赤いくじ』 ★松本清張 短編小説シリーズ ・題名 『赤いくじ』 ・新潮社 新潮文庫 ・昭和 昭和40年6月 発行 【或る「小倉日記」伝内】 ・発表 オール讀物(1954年3月~1955年6月) 登場人物 ◆塚西恵美子 夫は道庁の役人。出征軍… 続きを読む
歴史 4 7月 2020 裏切りの名人、それとも変わり身の達人? 色々主君を変えた『藤堂高虎』 戦国時代は生き残る為、裏切りが当たり前だった。 その中でも仕える主君を色々変え、生き残った人物がいる。 その名は、『藤堂高虎』。今回は、その高虎にスポットを当ててみたい。 経歴 ・名前 藤堂高虎、与吉(幼名)、藤堂与右衛門 ・生誕 1556(弘治2)年(誕)~1630(寛永… 続きを読む
時事問題 30 6月 2020 自動車事故の被害者になった時、甚だ感じた矛盾 突然ですが皆様、自動車を保有した事がおありでしょうか。 私は現在地方に在住の為、車が無ければ生活がほぼ不可能な環境にいます。 社会人となってからは、車を保有していない時期はありません。 それ程地方では車は身近な存在で、生活必需品です。 、 しかし必需品であるからこそ車に関するトラブルも、身近な出来事… 続きを読む
映画 25 6月 2020 掴み処のない若者を描いた作品 松田優作主演『野獣死すべし』 今回は、久しぶりに懐かしい邦画を見ました。新型ウイルスで不要不急の外出は自粛中でしたので、20年以上は見ていなかった映画になります。 松田優作主演、『野獣死すべし』です。 ・題名 『野獣死すべし』 ・監督 村川透 ・脚本 丸山昇一 ・製作 … 続きを読む