尾行・カーチェイス等、名シーン満載 『フレンチ・コネクション』

★息つく暇もないストーリーと、スリリングな展開の映画

 

・題名      『フレンチ・コネクション』(The French Connection)

・公開      1971年 米国

・配給      20世紀フォックス   

・監督      ウィリアム・フリードキン

・製作      フィリップ・ダントーニ

・脚本      アーネスト・タイディマン

・音楽      ドン・エリス

・原作      ロビン・ムーア

 

出演者

 

◆ジミー・ドイル    :ジーン・ハックマン  (ニューヨーク市警麻薬課に勤める刑事)

◆バディ・ルソ     :ロイ・シャイダー   (ニューヨーク市警麻薬課に勤める刑事)

◆アラン・シャルニエ  :フェルナンド・レイ  (フランスの麻薬の胴元)  

◆サルバトーレ・ボカ  :トニー・ロ・ビアンコ (麻薬取引を手引きするマフィアの手下)

◆アンリ・デブロー   :F・ド・パスカル     (仏の有名な俳優、麻薬取引の手伝いをする)

◆ピエール・ニコリ   :マルセル・ボズフィ  (シャルニエと供に仏から来た殺し屋)

◆ウォルト・シモンソン :エドワード・イーガン (ドイル、ルソの上司)

◆ビル・クライン    :ソニー・グロッソ   (FBIの一人、途中から事件に割り込んでくる)

◆アンジー・ボカ    :アーリーン・ファーバー(サルの若き妻)

◆ジョー・ワインストック:ヘラルド・ギャリー  (マフィアのボス)

 

あらすじ

 

ニューヨーク市警の麻薬捜査官ジミー・ドイル(以下ポパイ)バディ・ルソ(以下クラウディ)は犯人検挙の為、型破りな捜査を行っていた。

事件解決した夜、二人は祝いを兼ね、夜の酒場にくりだす。

 

二人はナイトバーで、ギャングらしいグループと世話をする若い男を見つけた。

若い男は歳に似合わず、金遣いが荒い。不審に思ったポパイは、クラウディと供に男を尾行する。

 

男は町で、軽食屋(映画ではcandy store)を営んでいた。ただの軽食屋の主人にしては怪しい。

何かくさいと睨んだ二人は、男の店を張込んだ。

 

張込み中、二人は様々な変装をしながら男を監視した。監視する中、俄に犯罪組織と男の動きが慌ただしくなった。

 

近々何かでかい取引があると読んだ二人は、男の家に盗聴器をしかけた。数日後、ついに海外から取引らしい電話がかかってきた。

二人は真相を探るべく、若い男と取引相手の尾行を開始する。必死の尾行の末、果たして取引の行方は。

 

全体の感想として、映画進行では息をつかせない、流れる様な展開が面白い。

間が抜ける事なく楽しめる映画と云える。

 

見所

 

冒頭にフランスの港町マルセイユから物語が始まるが、全くセリフがない為、話が進むまで意味が掴めない。

舞台が変わりジーン・ハックマンが登場した際、漸く意味が理解できる。

 

ポパイとクラウディが、ニューヨーク市ブルックリン地区の酒場の前で張込みの最中。

ポパイは売人が取引きをしたのを確認。ポパイがクラウディにベルを鳴らし、合図を送る描写が何気に面白い。

 

二人がヤクの売人を捕らえ、ビルの谷間に引きずり込み、尋問する。実はこのシーンは、全くのぶっけロケ。

何故なら通行人(エキストラでない)が、3人を繁々と見つめている仕草が見て分かる。

 

同様に後の場面で、ポパイがアラン・シャルニエ(ヤクの胴元)を尾行する際、地下鉄駅のシーンがある。

あのシーンも、全くのぶっけ本番で撮影した。証拠として、乗客の仕草がエキストラぽくないのが映像から見て取れる。

 

ポパイが売人に対し、「ポキシプシー駅にいっただろう」と尋問する。

ポパイの質問の真意は、

「無理やり取引きをでっち上げ、売人を仲間に引き入れ(スパイ行為を強要)、密売情報を取ろうとするもの」

と思われる。

 

ポキプシー駅
ニューヨーク州、ポキプシ市メインストリート41にある駅

 

ナイトクラブで歌っているのは、ブレイク前の「ザ・スリー・ディグリー」

或る意味、貴重な映像かもしれない。

 

二人が車でアンジー・ボカ(以下ボカ)を尾行する際、クラウディが帽子を車のリアガラスに投げる。

此れは、ニューヨーク市警が使っている暗号。警察が「容疑者・犯人を尾行してますよ」と言う意味。

 

店を見張る為、ポパイとクラウディが色々な職業に扮するのが面白い。

張込みを続ける中、ボカ夫妻が何気に数々の小犯罪に関わっていた経歴が説明されている。

何気に、かなり犯罪歴があるのが分かる。

 

ハックマンは劇中のポパイのキャラとは、全く正反対の人柄だった。

役柄とは云え劇中のポパイの粗暴な振る舞い・差別的言動に、ハックマンは何度も挫けそうになった。

 

更に監督と折り合いが悪く、なんとか最後まで撮影をこなした。

二人は撮影中、殆ど口も利かなかった。

 

ハックマンが日本に来日した時、実際会った人の話によれば、本当に腰の低い人と発言している。

ハックマンの経歴を調べれば、売れるまでかなり苦労したらしく、それだけ周囲に気を配る人柄の様だ。

それを知り、ハックマンの事が益々好きになった。

 

ポパイとクラウディが酒場に手入れをするシーンがある。

 

酒場の客は、実は非番の本物の刑事。

 

ハックマンは映画撮影の為、実際に本物の刑事が酒場のガサ入れする現場に同行している。

 

因って、あれだけリアリティある演技ができた。ガサ入れする相手も、本物の刑事であるのが驚き。

 

酒場をガザ入れした際(手入れ)、床に色々なものが転がる。

それはヤクが誰の物か分からなくする為、態と落としたと云う事。

 

ポパイがシェイカーに色々なものを入れかき混ぜているのは、シェイカーにヤクを入れ、使えなくする為。

実は二人は、ガザ入れをした振りをして、内通している情報屋から情報を聞き出すのが目的だった。

 

ポパイはトイレで情報を聞いた後、書き留めた振りをしたメモを、さり気なくカウンターに投げ捨てている。

余談だが、外国ではトイレは有料な事が多い。

 

映画は1961年、実際に起こった事件をモデルにしている。

事件を担当した刑事「エドワード・イーガン」「ソニー・グロッソ」が監修と出演をしている。

ポパイとクラウディの上司「ウォルト・シモンソン」が、エドワード・イーガン本人。

 

ニューヨークの港で高級車リンカーンが陸揚げされる。車を見つめる2人の男達。

船からアメリカに入国したフランス人俳優が、これから起こる事件の暗示している(伏線)。

 

ボカの店に盗聴器を仕掛る許可を取った。しかし盗聴はFBIの管轄と言う理由で、FBIが割り込んでくる。

当然ポパイとクラウディは面白くない。明らかな縄張り荒らしと云える行為。

その為、事ある毎にポパイとFBIは衝突する。

 

もう一人の実在の刑事は、FBIの「ビル・クライン」がソニー・グロッソ本人。

ソニー・グロッソは、劇中のポパイ以上に酷い刑事だったらしい。劇中の演技からも、何となく頷ける。

 

盗聴後ボカを尾行する際、ブルックリン橋を通過するシーンがある。此の撮影は事前に許可を取らず車を停めた為、実際に大渋滞を引き起こした。渋滞の為、警察が出動する騒ぎとなった。

 

尾行シーンは主に、ルーズベルトホテルを中心に撮影された。

ルーズベルトホテル
マディソン通り、45ストリートの角にあるホテル

 

ルーズベルトホテルでアラン・シャルニエ(以下シャル二エ)とピエール・ニコリ(以下ニコリ)がボカと別れた後、二人がレストランに入り豪華な食事をする。

 

一方、ポパイはニューヨークの寒空の中、レストランの向かいの靴屋の前で寒さで手を擦り、靴で地面を踏み乍、二人を監視するのが印象的。

 

監視中、クラウディがピザとコーヒーの差し入れをする。

ポパイが「待ってましたと」いわんばかりの表情で、ピザを頬張るのが愉快。ピザがとても美味そうに見える。

 

その時クラウディが冗談めいて、ワインを選択する様に、

「赤ワインにしますか、それとも白ワイン?」と聞くのが茶目っ気満載で、実に愉快。

因みに、ポパイの返事は、「耳に突っ込むぞ」

 

差し入れられたコーヒーはあまり美味くなかった様子。ポパイは地面に捨てている。

向かいの食事の豪華さと、ポパイの貧弱な食事の対比が見事。

 

一方、FBIとクラウディはボカを尾行していた。ボカは帰宅したと見せかけ尾行を巻いた。

ボカはジョー・ワインストック(マフィアのボス)の許に行き、ヤクの品質を吟味する。

 

或る日、シャルニエを監視しようとホテルまで来た時、突然ホテルの玄関でシャルニエと出くわした。

シャルニエはどうやら、外出する模様。

 

一人のFBIは電話中、もう一人は人に道を聞かれているのか、全く気づかない。

シャルニエを逃がしてはならないと、ポパイの必死の尾行が始まる。劇中での名シーンの一つ。

 

尾行の際、携帯電話があればと思うかもしれない。とくに若い世代は。

携帯電話が小型化され、ほぼ一般化されたのは、1995年以降。私が携帯を所持したのは、1996年の話。

今ではとても考えられないかもしれないが。

 

尾行を必死に巻こうとするシャルニエ。地下鉄の階段でポパイが肩に触れた女性がいる。

此の女性よく見れば、シャルニエが地下鉄車内に乗り込み、一旦おりた時、ポパイが女の連れを装う為、地下鉄から降ろした人物。

女性はエキストラなのか、素人なのかは定かでない。

 

前述したが地下鉄のシーンは、全くのぶっけ本番。役者以外は全くの素人だった。

確かに乗客の中には、何だろうかと不思議に思い、ポパイとシャルニエに視線を投げ掛けている人がチラホラ見られる。

 

ポパイがホテルに電話をかけ、FBIに状況を説明するが、FBIは今の状況に全く気付いていない。

マヌケそのもの。

 

地下鉄駅でポパイを巻いたシャルニエが、ガラス越しにバイバイと手をふるシーンが面白い。

明らかにポパイの尾行を意識していたのが分かる。このシーンは後の伏線となる。

尚、ポパイが電話をかけている駅は、グランド・セントラル駅。

 

シャルニエを逃し、ポパイは上司のウォルトから特別任務を解任される。

ボカを尾行していたもう一人のFBIは、ワシントンD.Cでシャルニエとボカの二人が密談しているのを双眼鏡で覗いていた。

その為、どうしてポパイが特別任務を解任されたのか理解できない。

因みに劇中では監視の期間がほんの僅かに見えるが、実際にはボカを追跡してから既に、2ヶ月が経過していている設定。

 

ポパイは任務を解任され、失意にくれ帰宅する。

その時、銃声が鳴り響いた。ニコリ(殺し屋)が、ポパイを狙った。

たまたま乳母車を押していた女性がポパイと重なり、身代わりで撃たれた。

 

細かい話だが、ニコリを追ってポパイが階段を昇る。

階段の途中で躓き、拳銃を落とす音が聞こえる。

しかし屋上に着いた際、何故かポパイが拳銃を握りしめているのが不思議。

 

ポパイがニコリを追跡。向かいのプラットフォームで犯人を見つける際、カメラが一度ニコリを行き過ぎ、再びニコリを捉えるシーンがある。

 

この手法は黒澤明の映画、1949年作の「野良犬」で採用されたもの。

 

もう一つの名シーンは、ポパイが次の駅に先回りしようと高架橋の下で車を走らせ、犯人を追跡するシーン。

此のシーンは、映画史上でも有名なシーンの一つ。

 

ハックマンはスタントマンを使わず、一発で追跡シーンを決めた。

ハックマン自身、失敗しては撮り直しが難しいと意識して、必死の覚悟で撮影に臨んだ。

緊張感が迫真の演技となり、名シーンが誕生したと言える。

 

途中で乳母車の女性を轢きかけ、ポパイがハンドルを上手く切り避ける。

避けた際、後ろを振り返り「あぶね」といった表情をしている。

尚、このシーンは編集でぶつかるよう見せかけたと監督が述べている。

 

ポパイはボロボロになった車を駅に停め、駅の階段に向かう。

この時も周囲の人々はエキストラではなく、おそらく一般人と思われる。人々が一斉に、「なんだなんだ」と驚いた表情をしている為。

地下鉄内で撃たれた警官は、本物の警官だった。

 

殺し屋がポパイから後ろ向きで撃たれるシーンは、スタッフ間で色々な議論があった。

「後ろか銃を撃つのは卑怯だ」という意見もあり、スタッフで揉めたらしい。

 

ポパイが階段の下から現れた時、ニコリがうんざりした顔で「しつこい奴だ」と言った表情をするのが又見事。

階段から落ちたのは、ニコリ本人。

 

ハックマンの尾行、カーチェイスの二つの名シーンを紹介して気づいたが、二つの名シーンに共通するもがある。

 

それは鉄道(地下鉄とモノレール)。

 

ハックマンがシャルニエを尾行したのが、ニューヨークの地下鉄。

同じくニコリを車で追跡したのは、モノレールの高架橋下。

 

何れも、鉄道が重要な演出を果たしている。

東京も同様な交通網が発達している事を考えれば、此れは世界の大都市の特徴かもしれない。

 

大都会では庶民の足は、主に鉄道。鉄道が生活に深く関わっている。

何気に人間の暮らしは万国共通で、然程変わりがないと納得した。

 

因みに私は学生時代、東京にいた。その為、移動手段は殆ど鉄道だった。

それ程、鉄道網が発達していた。

 

クラウディがボカを尾行中、地下駐車場でボカとクラウディが出くわすシーンがある。

以前劇中にて二人は、ルーズベルトホテルで顔を合わせている。

ボカがクラウディの存在に気付かなかったのかと疑問に思ったが、監督の話では互いは既に知っていたが惚けていた模様。

 

劇中で一つだけ意味が分からないのは、ボカが麻薬を積んだリンカーンを、何故ベイエリアに運び、乗り捨てたのか。

もし取引であれば、マフィア側の接触があってもよさそうだった。しかしやって来たのは、単なるコソ泥。

 

監督の話では、警察の監視は数日間おこなったとの設定だが、映像からは判別できなかった。

僅か、一日の様に思えた。

 

取引場所に向かう為、リンカーンをシャルニエ自らが運転。

車が橋を渡る場面があるが、橋の左側に何気に人が映っているのが分かる。

最後の結末を考えれば、おそらく見張りの警官だったと思われる。

 

取引後、シャルニエの車が橋に向かうが、橋は既に警官隊で封鎖されていた。

その時ポパイがシャルニエに向かい、お返しとばかりに手を振るシーンが愉快。

 

最後に警官とギャングが撃ちあいをするが、ギャングは非番の本物の警官。

酒場の手入れの時と全く同じ。

 

尚、シャルニエが最後に逃げ込んだ場所は、廃墟になった精神病院。

シャルニエと間違えてFBIを撃ったポパイが、平然としているのが印象的。

そのポパイの様子を、半ばクラウディが呆れているのも面白い。

 

追記

 

出演しているジーン・ハックマンは「ポセイドン・アドベンチャー」の神父役でも有名。

ロイ・シャイダーは、スピルバーグ監督のヒット作「ジョーズ」で町の署長役を演じた。

 

尚、「ジョーズ」でロイ・シャイダーが演じた「ブロディ署長」は、本来ハックマンが演じる予定だった。

しかしハックマンのスケジュールがどうしても合わず、ハックマンがロイ・シャイダーを推薦した。

 

アラン・シャルニエを演じた「フェルナンド・レイ」は、「続、荒野の七人」で、町の神父役を演じている。

 

アラン・シャルニエとピエール・ニコリ(殺し屋)、アンリ・デブロ(俳優)ーが密談する島は、1914年まで牢獄として使われた、シャトー・ディフ(イフ城)。

 

アラン・シャルが島についた際、船を接岸していない。船はその後、どうなったのか。

また他の二人は、どのように島に来て帰ったかは謎。

 

よく見ると分かるが、何気に出演者が被っている時がある。

例えば、アラン・シャルニエが尾行を巻くため、花屋に入ったが、花屋の店員と空港職員の女性が同じ。

映像的に時間が僅かしか離れていない為、直に確認できる。

 

盗聴の許可が下り、クラウディがポパイの自宅を訪ねた際、財布からクレジットカードを取り出し、鍵を開けるシーンがある。

昔の日本のTV番組、テレ朝「土曜ワイド劇場」三浦友和主演「はみだし弁護士・巽士郎、第2話:1997年作」でも同じシーンが使われていた。

おそらく真似たのだろう。

 

ジーン・ハックマンが高架橋の下で車を走らせているシーンは、余程有名だったらしい。

何故なら、此れも昔の日本のTBSのTV番組「Gメン75の第1話、エアポート捜査線」で似たシーンが登場する。

関屋刑事(原田大二郎)、草野刑事(倉田保昭)が車でモノレールを追跡しているシーン。

 

此れも、おそらく真似たと思われる。

尚、Gメン75で登場する関屋刑事のイメージは、おそらくポパイを意識したもの。

 

ニコリがポパイに撃たれて階段から転げ落ちるシーンは、深作欣二監督の1982年作「蒲田行進曲」でも使われた。

深作欣二監督は、Gメン75でも製作スタッフとして関与している。

それを考えれば、フレンチ・コネクションを参考にしたのも頷ける。

 

ポパイはリンカーンが怪しいと睨み、車を警察署で解体する。

大概どの映画でも車に物を隠す際、ロッカーパネル(車のドア部の車体側の部分)が使われた。

劇中で解体している整備士は、1961年の事件で実際に車を解体した、整備士本人。

 

映画が公開された同年、クリント・イーストウッド主演「ダーティー・ハリー」が公開されている。

1970年代のアメリカ映画は、如何に秀作揃いか納得できる。

「ディア・ハンター」「タクシー・ドライバー」「ゴッドファーザー」等。

いずれも1970年代。映画ファンには堪らない時代だった。

 

劇中で、しばし橋が映し出される。

先ずナイトクラブからボカを尾行、朝を迎えた時に見える橋が「ウィリアムズバーク橋」

ボカがブリーフケースを届けた後、渡る橋が「ブルックリン橋」

ポパイが朝まで酔いつぶれ、酒場を出た際、映る橋は「ウィリアムズバーク橋」

ボカを尾行、巻かれた橋は「ブルックリン橋」

 

最後のナレーションで折角捕まえたギャング達が、証拠不十分で軽い刑で終わっているのが不思議。

フランス人俳優が何気に重い刑なのが気になった。

この時の影響があったのかどうかはしらないが、ポパイとドイルは一時期、麻薬取締局から左遷さた。

後に復帰した模様。

 

(文中敬称略)