面白い読み方をする漢字

目次

「や・ら・わ」行

 

【八百長】やおちょう

・勝負事で初めから前もって勝敗を決めておき、真剣勝負を装う事。

 

【八百万】やおよろず

・極めて数が多い事。

 

【香具師】やし

・祭りや縁日など人出の多い場所で見世物をしたり、物を売ったりする人間。てきや。

 

【寄居虫】ヤドカリ

・ヤドカリ科、ホンヤドカリ科、オカヤドカリ科等の甲殻類の総称。成長すると殻を取り換える。

 

【流鏑馬】やぶさめ

・馬を走らせながら、馬上で弓を放つ競技。現在、神社などで行われる。

 

【山賤】やまがつ

・きこり、猟師などのような山の仕事に従事する人。

 

【夕星】ゆうずつ

・夕方、西の空に見える金星の事。

 

【靫負】ゆげい

・昔、矢を入れる靫を背負い、宮中の警護に当たった兵士団。

 

【強請】ゆすり

・言いがかりをつけて、金品を要求する事。

 

【豆腐皮】ゆば

・豆乳を煮たて、表面に張った薄い皮をすくい上げて作った食品。

 

【沃度】ヨード

・ハロゲン元素の一つ。黒紫色の結晶。

 

【寄席】よせ

・寄せ席の略。落語、講談、浪曲などの大衆芸能を上演する場所の事。

 

【弥立つ】よだつ

・寒さ、恐怖で全身の毛が立つ。

 

【夜業】よなべ

・夜、仕事をする事。

 

【度度】よりより

・ときどき。おりおり。

 

【蹣跚】よろける

・足元が不安定で転びそうになる事。

 

【洋灯】ランプ

・石油などに灯心をひとして燃やす照明器具。

 

【琳閣倫】リンカーン

・アメリカ第16代大統領。有目な民主主義の原理を説いた。

 

【坩堝】るつぼ

・いろいろなものが入り混じる様子。

 

【紅玉】ルビー

・鋼玉の一つ。紅色の透明がかった宝石。七月の誕生石。

 

【鎮魂歌】レクイエム

・死者の為のミサの曲。

 

【没分暁漢】わからずや

・道理を弁えない人間。頑固で聞き分けのない事。

 

【病葉】わくらば

・病気、害虫の為、変色したり枯れたりした葉。

 

【早生・早稲】わせ

・他のものより早く実る稲。

 

【海神・海若】わたつみ

・海をおさめる神。

 

以上で「あ」行から始まり、最後の「わ」行で終わる漢字になります。あくまでも独断と偏見で選びましたので、あしからず。

 

◆過去の漢字シリーズ

・色々な難解文字:面白い読み方をする漢字

・固有名詞   :難しい読み方 固有名詞編

・国地名    :面白い難解漢字、「国地名」編

・鳥      :よく見かけるが、読み方が難しい漢字シリーズ 「鳥」編 

・魚      :よく目にするが、何気に読めない難解漢字 「魚」編

・動物     :暫し見かけるが、読み方が難しい漢字、「動物」編

・植物     :面白い難解漢字、「植物」編