月: 2020年1月

少年の淡い恋心 松本清張『天城越え』 ★書物・雑誌

少年の淡い恋心 松本清張『天城越え』

★松本清張小説シリーズ   ・題名        『天城越え』 ・新潮社        新潮文庫   ・昭和46年      10月発行 「黒い画集」内 ・昭和34年      11月   「サンデー毎日特別号」   登場人物 ◆少年 下田に住む、16歳の鍛冶屋の三男坊。稼業・実…
戦国の歴史の闇に消えた女性 『濃姫』 ★歴史

戦国の歴史の闇に消えた女性 『濃姫』

最近、戦国時代の女性を取り上げる事が多いが、その中で一風変わった戦国時代の女性、『濃姫』を取り上げてみたい。 濃姫と言うよりも、マムシの娘(斎藤道三の娘)と呼んだ方が、分かり易いかもしれない。   経歴 ・名前    お濃、濃姫、帰蝶、胡蝶 ・生涯    1535年(生)~1582年?(没…
アメリカン・ニューシネマの誕生 『俺たちに明日はない』 ★映画

アメリカン・ニューシネマの誕生 『俺たちに明日はない』

今回は、「アメリカン・ニューシネマ」の名称の誕生となった映画を紹介したい。   ・題名    『俺たちに明日はない』 ・監督    アーサー・ベン ・脚本    デビット・ニューマン、ロバート・ベントン ・撮影    バーネット・ガフィ ・音楽    チャールズ・ストラウス ・公開    …
戦国時代、もう一人の悲劇の女性 『細川ガラシャ』 ★歴史

戦国時代、もう一人の悲劇の女性 『細川ガラシャ』

以前、戦国時代の悲劇な運命を辿った女性として、信長の妹『お市の方』を紹介した。 今回はもう一人の戦国時代の悲劇の女性、『細川ガラシャ』を取り上げたい。   ・名前     明智玉、細川玉、細川ガラシャ ・生涯     1563年(生)~1600年(没) ・配偶者    細川忠興 ・家柄  …
最近感じた、身近な話題 ★時事問題

最近感じた、身近な話題

★久ぶりに最近感じた、身近な話題に触れてみたい。   去年の5月、改元を迎え年が明け、令和2年となりました。 早いもので日々の忙しさに紛れ、過去の元号が忘れつつあるのを感じる今日この頃です。   因みに前元号は、「平成」でした。その前はと言えば、「昭和」。 既に「昭和は遠くに、な…
秀吉に仕えた、強かな軍師 『黒田官兵衛:如水』 ★歴史

秀吉に仕えた、強かな軍師 『黒田官兵衛:如水』

戦国時代、細川藤孝と並ぶ遊泳術に優れた武将がいた。 武将と言うよりも寧ろ、君子の側近としての参謀と言った方が的確かもしれない。 今回は、参謀(軍師)として活躍した『黒田官兵衛』について述べたいと思う。   経歴   ・名前    小寺官兵衛、小寺孝高、黒田官兵衛、黒田如水 ・生没…
凸凹コンビの最終話 『リーサル・ウェポン4』 ★映画

凸凹コンビの最終話 『リーサル・ウェポン4』

★リックス・マートフ凸凹コンビシリーズ、最終話   ・題名       『リーサル・ウェポン4』 ・監督       リチャード・ドナー ・脚本       チャニング・ギブソン ・製作総指揮    ビッキー・ディー・ロック ・製作       ジョエル・シルバー、リチャード・ドナー ・音…
年金改革と社会保険との関係、雇用する側は ★時事問題

年金改革と社会保険との関係、雇用する側は

最近、政府の年金改革が盛んに取り沙汰されているが、人間を雇用する側、つまり企業側としてはどうなのか、あまり企業側の声が伝わってこない。 伝わってこないと言うよりも、意識的にマスコミ側が伝えていない様な気がする。 今回は雇用する側、とくに中小企業にスポットを当て、述べてみたい。   年金改革…
義に拘り、上洛の夢が果てた武将 『上杉謙信』 ★歴史

義に拘り、上洛の夢が果てた武将 『上杉謙信』

戦国時代は、日本史上もっとも私利私欲が顕著に表れた時代であった。しかし稀に大義名分を基本として生きた武将がいた。 その人物は「越後の虎」とも呼ばれ、真面に戦えばおそらく、戦国時代最強だったのではないかと言われている。その軍団とは、「越後の上杉軍」と言われている。 今回、最強と言われた軍団を率いた「上…