★歴史

物事を卒なく熟す、信長の重臣『丹羽長秀』 ★歴史

物事を卒なく熟す、信長の重臣『丹羽長秀』

今回は信長の重臣の一人、『丹羽長秀』を取り上げたい。 丹羽長秀を書くにあたり意外に思ったのは、長秀について書かれた資料があまり多くない。 信長の重臣で在り乍、何故かと考えた挙句、ある結論に達した。   後述するが、長秀は物事を卒なく熟す人物であった為、反ってあまり際立ったエピソードが少ない…
中途半端な態度で、身を滅ぼした男『増田長盛』 ★歴史

中途半端な態度で、身を滅ぼした男『増田長盛』

皆様の周りに、自分は上手く立ち回っているように思っているが、実はその態度が皆から嫌われ、挙句に自分の身を滅ばした人間、或いは著しく評価を下げている人物はいないだろうか。   今回、戦国時代にて自己保身に走った末、身を滅ぼした人物を紹介したい。 戦国の武勇伝が華やかな時代に、何故この様な人間…
猪突猛進、「武」はあるが「智」が欠けていた武将『福島正則』 ★歴史

猪突猛進、「武」はあるが「智」が欠けていた武将『福島正則』

今回、以前紹介した『柴田勝家』に似たタイプの武将(大名)を紹介したい。 似たタイプと敢えて表記したのは、武将の「武」の部分は一流だが、「知」の部分になれば、少し欠けていたのではないかと思われる為。 早速、本人を紹介したい。   経歴 ・名前    福島正則、市松(幼名) ・生誕    15…
裏切りの名人、それとも変わり身の達人? 色々主君を変えた『藤堂高虎』 ★歴史

裏切りの名人、それとも変わり身の達人? 色々主君を変えた『藤堂高虎』

戦国時代は生き残る為、裏切りが当たり前だった。 その中でも仕える主君を色々変え、生き残った人物がいる。 その名は、『藤堂高虎』。今回は、その高虎にスポットを当ててみたい。   経歴 ・名前    藤堂高虎、与吉(幼名)、藤堂与右衛門 ・生誕    1556(弘治2)年(誕)~1630(寛永…
武人であり文化人 自由奔放に生きた武将『前田慶次郎』 ★歴史

武人であり文化人 自由奔放に生きた武将『前田慶次郎』

戦国時代、一風変わった武将がいた。武人で在りながら、文化の嗜みがあった武将。 今回、自由奔放に生きたと云われる『前田慶次郎』を取り挙げたい。 昔の漫画で原哲夫原作:『花の慶次』の主人公と云えば、分かり易いかもしれない。   経歴 ・名前    前田慶次郎、前田慶次、前田長益 ・生涯    …
複雑に絡む3人の関係 斎藤利三、お福(春日局)、稲葉正成 ★歴史

複雑に絡む3人の関係 斎藤利三、お福(春日局)、稲葉正成

いつもであれば、歴史上の人物を一人ずつ紹介するが、今回は珍しく一挙に3人紹介したい。 何故3人なのかと云えば、3人の関係が互いに絡みあい、複雑な様相を呈している為。   その3人とは斉藤利三、お福(後の春日局)、稲葉正成。 歴史好きな方であれば、3人の名前を聞いただけで、ピンとくると思う。…
情に厚い猛将だが、政治力の無さ故、敗れた武将『柴田勝家』 ★歴史

情に厚い猛将だが、政治力の無さ故、敗れた武将『柴田勝家』

今回は、織田信長の宿老として有名な『柴田勝家』を取り挙げたい。 信長の統一事業で、欠かす事のできない武将の一人。   猛将でありながら、政治力な無さ故、同じ信長の配下で「人たらしの名人」と云われた羽柴秀吉に敗れた人物と云えるかもしれない。   経歴 ・名前    柴田勝家、権六郎…
秀吉の二大軍師、もう一人は半兵衛『竹中半兵衛』 ★歴史

秀吉の二大軍師、もう一人は半兵衛『竹中半兵衛』

群雄割拠する戦国時代、天下統一を果たした豊臣(羽柴)秀吉。 彼の功績は今更語るに及ばないが、秀吉の功績を陰で支えた家臣がいた。 その家臣は主に智謀をもって君子に仕え、「軍師」と呼ばれた。 優れた英雄の傍には必ず、知恵を武器に主君を盛り立た家臣がいた。   秀吉も多分に漏れず、優れた軍師が二…
海道一の弓取りと呼ばれた『今川義元』 果たして義元は凡将だったのか ★歴史

海道一の弓取りと呼ばれた『今川義元』 果たして義元は凡将だったのか

今回は意外な切り口で、ある人物を紹介したい。その名は『今川義元』。 今川義元と云えば、織田信長を語る上で必ず登場する人物。それ程、有名人。   何故有名人になったのかと云えば、織田信長が歴史の表舞台に登場する際、引き立て役となった人物の為。 今で言う「やられキャラ」。   引き立…
機を見るに敏 見事な遊泳術『細川藤孝:幽斎』 ★歴史

機を見るに敏 見事な遊泳術『細川藤孝:幽斎』

今回は戦国時代屈指の気をみるに敏な武将?(文化人)を取り挙げてみたい。 名前は「細川藤孝」、または「細川幽斎」と呼ばれている。   ・名前    細川藤孝、長岡藤孝、細川幽斎 ・生涯    1534年(生)~1610年(没) ・主君    足利義輝→足利義昭→織田信長→羽柴秀吉→ 徳川家康…
隠密の伊賀者 『服部半蔵』 ★歴史

隠密の伊賀者 『服部半蔵』

今回は伊賀者の忍び、『服部半蔵』にスポットを当ててみたいと思う。 昔の漫画、藤子不二雄氏の作品『ハットリ君』のイメージが強いかもしれない。   ・名前    服部半蔵(正成) ・生涯    1542年(生)~1596年(没) ・主君    松平清康→松平広忠→ 松平元康(徳川家康)   ・…
徳川四天王の一人 鬼の平八郎こと『本多忠勝』 ★歴史

徳川四天王の一人 鬼の平八郎こと『本多忠勝』

今回は、徳川四天王の一人である本多忠勝について述べたい。   ・名前    本多忠勝、平八郎  ・生涯    1548年(生)~1610年(没) ・官位    従五位下 中務大輔 ・主君    徳川家康(松平元康) ・氏姓    本多氏。尚、家康の知恵袋と言われた本多正信とは同族。 ・領地…
世渡り上手な武将 『前田利家』 ★歴史

世渡り上手な武将 『前田利家』

目まぐるしく権力者が入れ替わる戦国時代。戦国時代に上手く立ち回り、現代でも使用される言葉の祖となった武将がいる。 『加賀百万石』と云う言葉。 実際百万石となったのは、利家の子利長の時代(関ヶ原以後)だが、その基礎を築いたのは紛れもなく前田利家。 今回、前田利家に焦点を当て、述べてみたい。  …
権謀術数蠢く戦国時代 地でいく男『毛利元就』 ★歴史

権謀術数蠢く戦国時代 地でいく男『毛利元就』

戦国時代、それは権謀術数が渦巻く社会であった。言葉通り、地でいった男がいた。 安芸国人領主の身分から、戦国時代「中国の雄」と称えられた毛利家の祖となった人物である。 名を『毛利元就』といった。 今回、毛利元就について述べてみたい。   経歴 ・名前    幼名(松寿丸)、多治比元就、毛利元…
戦国の歴史の闇に消えた女性 『濃姫』 ★歴史

戦国の歴史の闇に消えた女性 『濃姫』

最近、戦国時代の女性を取り上げる事が多いが、その中で一風変わった戦国時代の女性、『濃姫』を取り上げてみたい。 濃姫と言うよりも、マムシの娘(斎藤道三の娘)と呼んだ方が、分かり易いかもしれない。   経歴 ・名前    お濃、濃姫、帰蝶、胡蝶 ・生涯    1535年(生)~1582年?(没…