面白い読み方をする漢字

目次

「ま」行

 

【旋網】まきあみ

・網で魚群を取り巻いて捕獲する漁法。網の事。

 

【真砂】まさご

・細かい砂。いさご。

 

【按摩】マッサージ

・体の疲れをとる為、指、腕、肘などを使い体をほぐす事。

 

【益荒男・丈夫】ますらお

・強く勇ましく、立派な男性。

 

【睫毛】まつげ

・まぶたのふちに並んで生えている毛。

 

【驀地】まっしぐら

・勢いよく目的に向かって進むさま。

 

【燐寸】マッチ

・軸木の先につけてある発火剤をこすって火を出す用具。

 

【微睡む】まどろむ

・少しの間、うとうとする事。仮眠する。

 

【船子】マドロス

・水夫、船乗りの事。

 

【満俺】マンガン

・銀白色で赤みを帯び、鉄より硬く、炭素を含むともろくなる金属元素。

 

【木乃伊】ミイラ

・死体が腐らないように原型に近い形で乾燥、固まったもの。

 

【澪標】みおつくし

・船に航路を知らせる為、立てた杭。水脈つ串からきた言葉。

 

【三行半】みくだりはん

・江戸時代、夫が妻に与えた離縁状。転じて離縁する事。

 

【弥撤】ミサ

・ローマカトリック教会で神を讃え、罪のつぐないと神のめぐみを得る儀式。

 

【鳩尾】みぞおち

・胸の中央、胸骨の下のくぼんだ部分。急所の一つ。

 

【晦日】みそか

・毎月の最終日。月末。つごもり。

 

【刀背打ち】みねうち

・相手を斬らず、打撃を与える為、刀の背で打つ事。

 

【水押】みよし

・船の前部の波を切る部分。船首。舳先。

 

【尨犬】むくいぬ

・長くふさふさしと毛が生えている犬。

 

【浮腫む】むくむ

・むくみを生じ、体の一部や全体が腫れたようになる事。

 

【虫酸・虫唾】むしず

・胸やけした際、胃から口に逆流するすっぱい胃液。

 

【齲歯】むしば

・口内の細菌が作り出した、乳酸により歯の組織が侵食される病気。

 

【執刀】メス

・主に外科用の手術の際、使う小刀の事。

 

【斑気】むらき

・気が変わり易い。移り気な事。

 

【鍍金】メッキ

・金属、非金属の表面に装飾や、さびどめなどの目的で金、銀などの薄い膜をかぶせる事。表面だけ良くみせる事。

 

【眩暈・目眩】めまい

・目がまわる事。目が眩んで倒れそうになる事。

 

【目紛しい】めまぐるしい

・いろいろな物事が次々に通り過ぎ、目が回るように忙しい事。

 

【乙甲・減上】めりかり

・音の高低。強弱。めりはり。

 

【米利堅】メリケン

・アメリカ、アメリカ人の事。げんこつの事。アメリカンが由来。

 

【莫大小】メリヤス

・綿糸や毛糸などを機械でよく伸縮するように編んだ布地。

 

【門得尓】メンデル

・オーストリアの植物学者。遺伝の法則を発見。

 

【摩西】モーゼ

・古代イスラエル民族の指導者。紀元前14世紀頃、苦役に喘ぐ同胞を引き連れエジプトを脱出。約束の地、カナンに導く。本人は直前で亡くなったが、同胞は無事約束の地に着いた。

 

【莫臥児】モール

・金糸、銀糸、色糸を絡ませた飾りようの紐。

 

【毛斯綸】モスリン

・薄く柔らかい平織りの毛織物。語源はフランス語。

 

【糯米】もちごめ

・ねばりが強く、餅や赤飯などを作るのに使う。粳の事。

 

【彽牾】もどき

・他のものに似せてつくる事。似せて非なるもの。

 

【孟得士瓜】モンテスキュー

・フランスの政治思想家。法の精神は有名。三権分立を説く。

 

【翻筋斗】もんどりうつ

・飛び上がって空中で一回転する事。

 

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