面白い読み方をする漢字
目次
「は」行
【提琴】バイオリン
・小型の弦楽器。四本の弦を、ウマの尾の毛で張った弓でこすって音を出す。
【高襟】ハイカラ
・物事が西洋風をきどった都会風で、目新しい事。
【南風】はえ
・南から吹く風。
【延縄】はえなわ
・一本の長い縄に釣り糸を沢山つけた糸を垂らし、魚をとる道具。
【捗々しい】はかばかしい
・物事が順調に進む様子。思い通りに進む様子。
【博打・博奕】ばくち
・金品をかけ、勝負事をする事。とばく。
【馬喰】ばくろう
・馬の良しあしを見分ける人。馬の売買、仲介をする人。
【方舟】はこぶね
・方型の舟。ノアの方舟。
【剪刀】ハサミ
・はさみ。特に外科用手術ばさみ。
【敏捷い】はしこい
・頭の回転が、動作が早い事。すばしっこい。機敏である。
【牛酪】バター
・牛乳の脂肪分を固めて作った食品。
【伴天連・破天連】バテレン
・キリスト教の事。又は宣教師、信者の事。
【煙火】はなび
・火薬を玉にしたり、紙に因り込んだりして火をつけ、光や音を楽しむもの。
【埴生】はにゅう
・粘土のある土地。
【蔓延る】はびこる
・草木が伸びる。広がり、茂る事。はばを利かす、横行する。
【馬銜】はみ
・馬の轡で、口にくわえさせる部分。
【囃子】はやし
・歌や舞の調子をとる掛け声や鳴り物。
【疾風】はやて
・急に激しく吹く風。突風。
【露台】バルコニー
・室外に張り出した屋根のない台の事。
【麺麭】パン
・小麦粉に水、イーストを加え捏ね、発酵させて焼いた食品。
【洟布】ハンカチ
・手を拭いたり、汗をぬぐったりする為の布の事。
【洋琴】ピアノ
・鍵盤楽器の一種。
【抽斗】ひきだし
・たんす、机などの引き抜きができる様に作られた箱の事。
【魚籠】びく
・魚釣った際、いれておく容器の事。
【乾餅】ビスケット
・日本にある煎餅の仲間として乾餅を当てた。甘味をつけないクラッカーの事。
【懐鉄砲】ピストル
・拳銃の事。オランダ語が語源。
【只管・一向】ひたすら
・ある一つの事に専念する事。
【犇々】ひしひし
・押し合って騒ぎ立てる、ひしめく。
【緊緊】びしびし
・手加減しないできびしく行うさま。
【吃驚・喫驚】びっくり
・不意の出来度におどろくさま。
【老成】ひね
・古くなる、古くなったもの。おとなびている。
【素見し】ひやかし
・買う気がないのに商品をみたり、値段を聞いたりする事。
【日並・日次】ひなみ
・日の良し悪し。ひがら。
【金字塔】ピラミッド
・石などで作られたお大きな四角錐の建造物。古代エジプトで王、王女の墓として作られた。
【一揃】ピンぞろ
・二個のサイコロの目に、同時に一の目がでる事。
【雲脂・頭垢】ふけ
・頭皮の分泌液が乾いて鱗状になって、剥がれ落ちた物。
【巫山戯る】ふざける
・冗談をいったり、おどけたりする事。
【家猪】ぶた
・家畜の豚の事。
【宿酔】ふつかよい
・酒を飲み過ぎて、翌日に頭痛、吐き気がする事。
【鞦韆】ブランコ
・子供の遊具に一つ。
【鉄葉】ブリキ
・錫でメッキした薄い鉄板。
【黒死病】ペスト
・ペスト菌の感染によっておこる感染症。
【埴猪口】へなちょこ
・未熟な者やつまらない者をあざけっていう語。
【希伯来】ヘブライ
・他民族がイスラエル民族の文化、言語などを呼ぶ時、使う言葉。
【可坊】べらぼう
・ばかげているさま。また程度が酷い事。たわけ。
【番瀝青】ペンキ
・油に顔料を混ぜた塗料。ペイント。
【黒子】ほくろ
・皮膚の表面にできる、黒い小さな斑点。
【反故・反古】ほご
取り消し、破棄。書きそこなったもの、いらなくなったもの。
【忽布】ポップ
・クワ科のつる性多年草。ヨーロッパ産。しばしビールの香味に使われる。
【小火】ぼや
・小規模に焼けたのみで、大事に至らなかった火事の事。
【法螺貝・梭尾螺】ほらがい
・フジツガイ科の巻貝。
【襤褸】ボロ
・使い古した布切れ。欠点、短所。
【微酔】ほろよい
・少し酒に酔う事。
【天鶩絨】ビロード
・毛を立たせた毛羽などで表面を覆った、柔らかく滑らかな織物。
【肉叉】フォーク
・洋食器の一つ。
【釦】ボタン
・服の左右、袖、首元を止める際、止めるもの。
【短艇】ボート
・無甲板または、半甲板の小舟。
【九柱戯】ボーリング
・昔ボーリングが輸入された時、九本のピンだった。その後一本追加され、今の十本ピンとなった。
【一打一入】ホールインワン
・ゴルフ用語。ワンホールの一打目で、穴にボールを入れる事。
【喞筒・竜吐水】ポンプ
・圧力の働きで、液体などを吸い上げたり、押し出したりする機械。
【雪洞】ぼんぼり
・絹、紙張りの覆いをつけた手燭の事。
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