面白い読み方をする漢字

目次

「さ」行

 

【洋剣・洋刀】サーベル

・西洋風の細身の刀。

 

【賽子】さいころ

・小さな立方体で六面に数字を描いたもの。数字は1~6迄。

 

【鹿砦】さかもぎ

・敵、動物などの侵入を防ぐ為、とげのある木の枝、先を尖らせた枝をシカの角の様に組んだ柵の事。

 

【三毬杖】さぎちょう

・正月15日に行われる火祭り。左義長とも書く。

 

【小波】さざなみ

・水面に立つ小さい波。さざれなみの事。

 

【細石】さざれいし

・小さな石、小石。

 

【然程】さほど

・それほど、たいして。大概あとに打ち消しを伴う。

 

【遮莫】さもあれば

・進行を妨げる。どうにでもなれ。

 

【然様】さよう

・そのとおり、そのように。左様とも書く。

 

【粗目】ざらめ

・ざらざらした砂糖で、結晶があらい。

 

【髑髏】されこうべ

・野ざらしにされ白骨なにった頭骨。

 

【三一】さんぴん

・江戸時代、身分の低い侍の事。ポルトガル語が語源。

 

【沙翁】シェイクスピア

・イギリスの代表的な劇作家。リア王、オセロ、マクベス、ハムレットなどの四大悲劇は有名。

 

【悄悄】しおしお

・気落ちして、元気がないさま、しょんぼりする事。

 

【云々】しかじか

・長い文章を省略する際、つかう言葉。

 

【時化】しけ

・波が荒れる様子。

 

【静寂・無言】しじま

・静かな様子、物音がしない様。

 

【尻腰】しっこし

・意気地、根気、度胸の事。

 

【東雲】しののめ

・明け方、あけぼの。東にたなびく雲。

 

【飛沫】しぶき

・液体が飛び散る事。

 

【斑馬】しまうま

・白黒のまだら模様のある、ウマ科の哺乳類。

 

【注連縄】しめなわ

・神前や神事の場所に穢れが入らないように、張り巡らす縄。

 

【仕舞屋】しもたや

・元商家で、商売をしていた店。

 

【襯衣】シャツ

・上半身に着る洋服の肌着。

 

【吃逆】しゃっくり

・横隔膜が痙攣をおこし、急に息を吸う事で起こる現象。

 

【三鞭酒】シャンパン

・炭酸の入った白ブドウ酒。フランスのシャンパーニュ地方で産出された為、付けられた名。

 

【初中後】しょっちゅう

・いつも、絶えず。終始。

 

【塩汁】しょっつる

・イワシ、はたはたを塩漬けにして発酵させ、出た汁で作った調味料。秋田名物。

 

【不知火】しらぬい

・夜、海上に多くの影が揺らめいて見える、現象。

 

【殿・殿軍】しんがり

・軍隊が撤退する際、軍列の最後の位置する隊の事。撤退する際の殿は、大変難しい役割と、古来から言われている。

 

【海市】しんきろう

・海、砂漠などで見える幻影の事。蜃気楼とも書く。

 

【洋酒】ジン

・大麦、ライ麦などを発酵させた液体に、ネズ果実で香りを付けたアルコール度が高い蒸留酒。

 

【螺旋】スクリュー

・船尾につけるプロペラ状のスクリューの事。英語では、ブタの尻尾の意味。

 

【寸寸】ずたずた

・細かくきれぎれになる様子。

 

【海綿】スポンジ

・海綿動物の骨格。繊維状で水分を吸収する。

 

【掏摸・掏児】すり

・人ごみなどで人が身に着けている金品を、掠め取る事、又は人間。

 

【傴僂】せむし

・背中が弓なりに曲がって、前かがみになる病気。

 

【小夜曲】セレナーデ

・ドイツ語の音楽用語が語源。夜曲とも言われ、ギター、マンドリン等を演奏、恋人に対し唄う夕べの唄。

 

【台詞・科白】せりふ

・劇、芝居などの役者が発する言葉。

 

【発条】ゼンマイ

・鋼鉄などを巻いたり曲げたりして、弾力性を持たせたもの。スプリング。

 

【曹達水】ソーダースイ

・水に炭酸ガスを入れ、甘味料などを加えた清涼飲料水。

 

【奏鳴曲】ソナタ

・イタリア語が語源。器楽曲の一形式で通常、三か四楽章からなる。ベートーヴェンの「運命」などが有名。

 

【雀斑・雀卵斑】そばかす

・顔などにできる、茶褐色の細かい斑点。

 

【微風】そよかぜ

・そよよそと認識しにくいさま。ほのか

 

【虚言】そらごと

・本当でない事。うそ。

 

【算盤・十露盤】そろばん

・数を計算する際、使う道具。

 

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