★書物・雑誌 26 12月 2020 物事には何にでも、案内人が欲しいものだ 『徒然草』上巻 第52段 最近、吉田兼好の「徒然草」を初めて紹介しました。今回から、シリーズ化してみたいと思います。 今回は紹介する作品は、前回も少し触れましたが、古典の授業で必ず取り上げられる作品。『仁和寺の法師』です。 ・出典元 『徒然草』 ・上巻 第52段 引用 ・出だし … 続きを読む
★歴史 21 12月 2020 偉大な父と名門の重圧に負けた男 『武田勝頼』 今回は偉大な父から家を継承。没落させたは男を紹介したい。男の名は『武田勝頼』。 会社に喩えれば、立派な経営者だった父の跡を継ぎ、有名な会社を継承したが、父の偉大さと名門の重責に負け、会社を倒産させたとでも云えば良いであろうか。 それを考えれば、十分現代でも通ずる話ではなかろうか。 経歴… 続きを読む
★書物・雑誌 16 12月 2020 幽玄の中の、一瞬の興ざめ 『徒然草』上巻 第11段 今回は珍しく、古典を取り上げます。 取り上げる古典とは、昔中・高校時代に必ず学んだと思われる吉田兼好の『徒然草』の一部です。 あまり難しいものでなく、皆様にも親しんでもらえる内容を紹介したいと思います。 そう云えば、ブログを立ち上げた時、兼好法師の徒然草の序の段を引用しましたが、まだ一… 続きを読む
★書物・雑誌 11 12月 2020 芸術至上主義の極み 芥川龍之介『地獄変』 今回は、芥川龍之介の代表作の一つである、『地獄変』を取り上げます。 代表作であるが、何故今迄紹介しなかったのか。それは作品を読んだ後、私としてはあまり善い感想を持たない作品の為。 どうしてあまりよい感想を持たないかと云えば、作品をしる人であれば読んだ後、何か後味の悪いモノが残るからと云えば的確かもし… 続きを読む
★書物・雑誌 6 12月 2020 騙そうとした嘘が、本当になった話 芥川龍之介『竜』 ★芥川龍之介 短編小説シリーズ ・題名 『竜』 ・新潮社 新潮文庫 『地獄変・偸盗』内 ・発行 昭和43年11月 ・発表 大正8年5月 『中央公論』 登場人物 ◆宇治の大納言隆国 源隆国。平安時代中期の官僚。文… 続きを読む
★歴史 1 12月 2020 関ヶ原では西軍に与しながら、見事に復活を遂げた男 『立花宗茂』 今回は関ヶ原の戦いで西軍に与しながら、其の後見事に復活した男『立花宗茂』を紹介したい。 経歴 ・名前 吉弘千熊丸、高橋彌七郎(幼名)、戸次統虎、立花統虎、立花宗虎、立花宗茂等 ・生誕 1567(永禄10)年(生)~1643(寛永19)年(没) ・家柄 高橋氏→戸次氏→… 続きを読む