新春のネットニュースを見て、感じた事。2023年(令和5年)
皆様、明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。皆様にとりまして、良いお年でありますように。
さて、型通りの年頭の終わりにしまして本日の本題に移りたいと思います。
本日の話題は、「宝くじ」についてです。
年が明けネットニュースを閲覧していた処、数名の人気ユーチューバーが、年末ジャンボ宝くじを購入。
その結果が発表されていましたので、宝籤について私なりの意見を述べたいと思います。
此れは今に限った事ではなく、過去何人の方が多額の籤を購入。その結果を発表されていました。
TVが華やかなりし頃も、同企画があったと記憶していますが、改めて述べたいと思います。
目次
人生、たった一度の宝くじを購入
先ず初めに私見を述べますが、私は宝くじを購入する事は殆どありません。
元来、宝籤は外れるものと認識している為。譬え高額懸賞であっても、積極的に購入する事はありません。
しかし、たった一度だけ購入した事があります。それは2011年、「東日本大震災」が起きた年です。
それは紛れもなく外れる事を前提で、いわば寄付目的で購入したのが理由です。
寄付目的ならば、公的機関の募金をすればよいという方もいるかもしれませんが、こんな時でなければ宝くじを購入する機会がないと思い、購入しました。
結果は、ものの見事外れ。俗に言う、10枚買って、一枚分の還元がありました。
つまり、10枚で3000円を購入。還元率は10%の300円でした。
宝くじの還元率
実際に籤を購入し、ふと思ったのですが、 「一体、宝籤の還元率はどれくらいなのか」
と疑問が湧きました。
皆様は宝くじの還元率を、ご存じでしょうか?
正確な数字は分かりませんが、色々調べました処、凡そ45.7%だと云われています。
他にも数字がありますが、これくらいが妥当のようです。
因みに、公営ギャンブルは約58.5%、サッカーくじは約49.6%だそうです。
しかし色々な方の映像、報告をみる限り、私見としては宝籤は約30%ではないかと推測します。
何故そんなに低いのかと想像してみますと、何か大量に買えば買うほど、還元率が低くなると思えるからです。
実際、大量に購入された方の映像を拝見するに、どうやら買えば買うほど、還元率が低くなるのは確実のようです。
つまり宝くじは当に、少額の購入で「一攫千金」を狙うのが、妥当のようです。
私も、その意見が正しいと思います。
宝くじを購入する層
皆様の中に、実際に頻繁に宝籤を購入される方もいると思われます。
あくまでも私のイメージですが、日本では宝くじ売り場を見かけた時、大概ご老人が購入されている事が多いように思われます。
たまたま街にて宝くじ売り場で沢山の人が並んでいるのを見かけた折、ご老人が多いように思いました。
どうやらその売り場は過去に高額当選が何度か出た為、人気のある売り場だったようです。
その上、大安が重なり、多くの購入希望者が並んでいる様子でした。
ネットで調べた際、詳しいデーター(年齢別、職業別)を載せているサイトもありましたが、あまり細かすぎて参考にならないような気もしました。
ただ海外(主に米国)のデーターを紐解くに、宝くじを買う層は年齢はともかくとして、どうやら裕福層ではなく、貧困層が買う傾向にあるとの事でした。
何となく、頷けるかもしれません。
あくまでも海外のデーターであり、日本に当て嵌まるとは限りませんが、日本の本質は洋の東西を問わず、ほぼ同じと云えるからです。
私は話を聞き、思わず納得しました。
参考までに、日本の宝くじの売り上げは、約1兆円だそうです。
一枚300円とすれば、約3000万人の人が、毎年宝くじを購入している計算です。
あくまで一人あたりに計算すればであり、複数口を購入する方もいる為、あてにはなりませんが。
もし当選すれば、果たして何につかう?
章の見出しで、「もし当選すれば」と書きましたが、あくまで高額当選の事になります。
高額当選に厳選するに、年末ジャンボとしましょう。当然、一等として。
皆様は果たして、何に遣うのでしょうか?
私の場合、結論を述べれば、殆ど「何に遣うと」云う目的はありません。
何故なら、既に歳を重ね人生の大半を過ぎてしまった為、人生の節々でお金が必要な時期
もっと簡単に云えば、既に歳をとり、物欲がなくなりつつあると云った方が良いかもしれません。
勿論、生活を維持する為に必要なものは買いますが、敢えて何が欲しいかと聞かれれば、「早急に欲しいものは無い」と答えます。
既に人生の通過儀礼を終え、あとはひっそりした老境を迎えるのみでしょうか。
それほど、物欲がなくなってきたと云えます。
誰も若かりし時、見栄えの良いモノを着たい。いいクルマに乗りたい。いい家に住みたいと思う筈。
しかし歳になれば、自ずとそのような欲が、徐々に薄れていくのが分かる。
喩え当選しても、既に使い道がない。せいぜい安心した老後の蓄えであろうか。
今更宝くじが当たっても、しょうがない。
人間生きていく際、その時その時にお金が必要な時期がある。
それは植物が生長していく上で、必要な養分と同じ。
つまり必要な時期が過ぎ(必要な時期、旬の時)、其の後、大金が入っても何の意味もない。
植物が枯れた後、慌てて水や養分を与えても、意味をなさないのと同じ。
それを考えるに、人生はまさに「タイミング」とも云える。
だいぶ脱線して話を戻しますが、年末ジャンボ宝くじの当選する確立は何と
「1000万分の1」 だそうです。
此れを聞いて、当たると思う人はいるでしょうか?
もしいるとするならば、「大変前向きな、希望を持った」」方と云えるかもしれません。
大概の方は、当たらないと思われるのではないでしょうか。
私もその一人です。
もし二回目を買う事があるとすれば、それはあまり縁起はよくありませんが、前回と同じ理由で購入するかもしれません。
今回、有名ユーチューバーの方が年末ジャンボを大量に購入されたというニュースを見て、このような考えが、私の頭に浮かびました。
あくまで私見ですので、ご了承ください。
因みに某ユーチューバーの方の結果を散見するに、やはり一等はおろか、他の当選すら覚束ないようです。
世の中、決して甘くない。それが今回の私の感想でしょうか。
以上です。
(文中敬称略)